９月16日に開催されたプレミアリーグ第５節で、三笘薫を擁するブライトンは、マンチェスター・ユナイテッドと敵地オールド・トラフォードで対戦。３－1で快勝を収め、開幕からの５試合で４勝目を挙げた。

　主導権は掴めなかったものの、20分にダニー・ウェルベックがチャンスを確実に活かして先制点を奪うと、53分にパスカル・グロス、71分にジョアン・ペドロが効率よく加点。その後の相手の反撃を１点に抑え、アウェーで難敵を退けた。

　英公共放送『BBC』によれば、ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後、手応え十分にこう語った。

「ユナイテッドの問題は分からないが、自分のチームについては説明できる。我々は我々のスタイルでのプレーに慣れている。勇気を持ってプレーしている。オールド・トラフォードでは常にマンツーマンで守備をし、どんな状況でもボールをキープした。センターバックとサイドバック、セントラルミッドフィルダーに２人を配置した。我々はこの方法でシーズンを構築している」
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　記事によれば、ブライトンの先発メンバーの年俸総額は2000万ポンド（約36億6000万円）以下であるのに対し、ユナイテッドは実に３億ポンド（約549億円）以上。圧倒的な金銭面での差を跳ね除けての勝利なだけに、イタリア人指揮官はいつにも増してご機嫌だ。

「フットボールは小さなチームがどんな時でも勝てるから素晴らしい。ブライトンがビッグチームになることはないと思うが、（ここでの勝利は）サプライズではない。ブライトンの選手たちのクオリティは非常に高い」

　次は中４日で、AEKアテネとのヨーロッパリーグ初戦だ。一気にギリシャの雄を飲み込み、勢いをより加速させられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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