ブラジルW杯の日本戦で2ゴールのジャクソンが、約59億円で広州恒大へ移籍! ACLでは浦和と対戦

2016年02月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヨーロッパの市場は閉まったが、中国のメルカートはまだ開いていた。

ジャクソンの移籍金はなんと4200万ユーロ。半年前にアトレティコ・マドリーがポルトに支払った3500万ユーロよりも、10億円ほど高い。

 2月3日、中国スーパーリーグの広州恒大が、コロンビア代表FWのジャクソン・マルティネスの獲得を発表。アトレティコ・マドリーに払われた移籍金4200万ユーロ(約59億円)は、今冬に成立した移籍の中では最高額となった。
 
 ジャクソンは2012-13シーズンからポルトガル・リーグで3年連続の得点王に輝き、2015年夏にポルトからアトレティコに3500万ユーロ(約49億円)で移籍。しかし、ここまで公式戦22試合で3ゴールと精彩を欠き、今冬のメルカートではジエゴ・コスタやラダメル・ファルカオとのトレードでチェルシーへの移籍が囁かれていた。
 
 とはいえ、ヨーロッパの移籍期限である2月1日までに交渉はまとまらず、アトレティコ残留が決まったかに見えた。しかし、中国の市場は2月26日まで開いており、広州恒大がさらっていった格好だ。今冬に上海上港に売却したエウケソンに代わる新エースとして期待する。
 
 広州恒大は連覇を狙うACLのグループステージで浦和レッズと同じグループHに組み込まれている。ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第3戦では2ゴールを挙げて日本代表を奈落の底に突き落としたジャクソンは、浦和にとっても大きな脅威になりそうだ。
 
【2016年欧州冬のメルカート】新天地を求めた主な選手
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