「かなり上手くいった」城彰二が欧州遠征で連勝した森保Jの進化に言及!「ドイツがまったく攻められない状況を作った」

2023年09月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

トルコ戦の遠藤は「バランスを1人で整えられる」

城氏は遠藤(写真)を高く評価した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表FWの城彰二氏が9月13日に、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。ヨーロッパ遠征でドイツに4-1、トルコに4-2で連勝を飾った森保ジャパンの守備について語った。

 城氏は、昨年のカタール・ワールドカップ後に発足した第二次森保ジャパンで、上積みされたのが「守備の部分」だと主張する。

「守備の決まりごとというか、どこでボールを奪うかの拠り所を、すごく練習していて。それまで、コンセプトが曖昧だったという部分がある。フォワードから、どういった形でプレスをかけて、中盤、サイド、どのあたりでボールを奪うのかが、ドイツ戦はかなり上手くいった。ドイツがまったく攻められない状況を作った。これが積み重ね」

 ただ、スタメンを10人入れ替えて臨んだトルコ戦では、「ちょっと間延びしてしまったり、暑さの影響もあったのだろうけど、コンセプトが少し見えなくて。ボールを奪ってからミスが続いてしまったのが課題」と厳しく見立てる。
【動画】「どのあたりでボールを奪うのか」城彰二が森保ジャパンの上積みを語る!
 そのなかで、63分に遠藤航が投入されて以降は「落ち着けて、バランスを彼1人で整えられるのは、遠藤の評価にもすごくつながる」と称えた。

 また、欧州のクラブでプレーする選手が大半を占めるなかで、試合に向けた移動などの負担が小さかった点にも注目。「良いコンディションを保ったまま、試合ができたのも、一つ大きな要因だった」と語った。

 今後も「もっとコンディションを高めてもらって、良い試合をぜひ、これからも見せてほしい」と期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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