「地政学的な部分でも差は認めざるを得ない」
海外経験が豊富な鄭大世氏がリーグごとの特徴を語った。
プレーレベル、人気、ビジネス面のどこを取っても世界最高峰と称されるのが、スーパースターがこぞって集まるプレミアリーグだ。フットボールの母国なだけにその歴史は長く、前身のフットボールリーグは世界最古となる1888年に創設された。
対してJリーグは今年で30周年。日本サッカーが目ざすべきリーグの1つではあるが、そもそも両者の間には積み重ねた年月に大きな差がある。
そこで、元北朝鮮代表FWの鄭大世氏に「Jリーグとプレミアリーグの違い」を尋ねると、真っ先に飛び出した答えはやはり歴史だった。
――◆――◆――
対してJリーグは今年で30周年。日本サッカーが目ざすべきリーグの1つではあるが、そもそも両者の間には積み重ねた年月に大きな差がある。
そこで、元北朝鮮代表FWの鄭大世氏に「Jリーグとプレミアリーグの違い」を尋ねると、真っ先に飛び出した答えはやはり歴史だった。
――◆――◆――
まず、歴史が1番大きな差だと思います。プレミアリーグは100年以上の歴史がある。まだ30年のJリーグと比べるのは酷ですが、やっぱり歴史に紐づいた人気や、観客動員数が大きいですよね。マーケティング面では、J1でも空席が目立つ。
僕は韓国のKリーグを見ているので、アジアの中では断トツで人気だとは思うんですけど、まだまだ経済的な部分で…。プレミアリーグの平均年俸は一昔前で3億6000万円と言われていて、今はもっと圧倒的に上がっていると思うので。そこの部分で差を感じます。
Jリーグは海外の選手が入りづらいところもあると思います。イングランドはヨーロッパの選手たちはフリーで、外国人枠にはならないわけじゃないですか。そういった部分でリーグレベルの向上を考えた時に、制度と地政学じゃないですけど、場所の理がないのはJリーグですよね。どうしても遠いので。リーグのレベルを上げるうえで、経済面プラス、地政学的な部分でもプレミアリーグとの差は、認めざるを得ない状況ですね。
【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!
僕は韓国のKリーグを見ているので、アジアの中では断トツで人気だとは思うんですけど、まだまだ経済的な部分で…。プレミアリーグの平均年俸は一昔前で3億6000万円と言われていて、今はもっと圧倒的に上がっていると思うので。そこの部分で差を感じます。
Jリーグは海外の選手が入りづらいところもあると思います。イングランドはヨーロッパの選手たちはフリーで、外国人枠にはならないわけじゃないですか。そういった部分でリーグレベルの向上を考えた時に、制度と地政学じゃないですけど、場所の理がないのはJリーグですよね。どうしても遠いので。リーグのレベルを上げるうえで、経済面プラス、地政学的な部分でもプレミアリーグとの差は、認めざるを得ない状況ですね。
【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!