「プレミアの真の一流」三笘薫がサラーの後釜に?リバプールの地元紙記者が見解「サポーターを魅了するエキサイティングな補強になる」

2023年09月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「サラーの後釜になるのは容易ではない」

強豪クラブが熱視線を送っている三笘。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 リバプールのモハメド・サラーはこの夏、注目されたサウジアラビアへの移籍が実現しなかった。だが、数々のビッグネームを迎え入れた中東リーグのクラブは、今後も「エジプトの王」を狙うと言われている。

 当然、サラーが退団した後の穴埋めが取りざたされるのは不思議ではない。キリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)やフビチャ・クバラツヘリア(ナポリ)、ブカヨ・サカ(アーセナル)など、様々な候補の名前が話題となっている。

 そして後釜候補のひとりと言われるのが、プレミアリーグで傑出したウィンガーとして評価を高め続ける三笘薫だ。ブライトンは近く三笘と新契約を結ぶとの報道もあるが、将来の移籍を巡る噂は後を絶たない。

 リバプールの地元紙『Liverpool Echo』の記者たちが、サラーの後釜について見解を述べる中で、ひとりの記者は「ブライトンのカオル・ミトマはプレミアリーグの真の一流として頭角を現しており、ナポリのクバラツヘリアは昨季セリエA王者に導いた欧州最上級のひとりだ」と話している。

「どちらもサポーターを魅了するエキサイティングな補強となるだろう。だが、彼らの数字はサラーのそれに及ばない。また、どちらも左サイドを得意とする」

【動画】18歳のハットをお膳立てした三笘のアシスト
 別の記者は「確かなのは、サラーの後釜になるのは容易ではないということだ」と指摘した。リバプールで公式戦300試合以上に出場し、188得点を挙げてきたエジプト代表の後任となれば、ハードルが高くなるのは避けられない。

 一方で、また別の記者は「代えのきかない選手はいない」との見解も示した。どんなに優れた選手であっても、クラブは入れ替えをしながら結果を目指していかなければならない。

 三笘がそのターゲットになるかは分からない。リバプールの今後の動きが注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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