「うまい。本当に素晴らしい選手」三笘薫、“目の色が変わった”ドイツ代表キミッヒとの激しいマッチアップに何を思った?「迫力を感じた」

2023年09月11日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「守備もやはりうまさがありました」

三笘(左)とキミッヒのマッチアップは見応えがあった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[国際親善試合]日本 4-1 ドイツ/9月9日/フォルクスワーゲン・アレーナ

 森保ジャパンは9月9日、ドイツ代表に4-1と歴史的大勝を飾った。

 左サイドハーフで先発した三笘薫は、厳しいマークを受けながらも得意の打開力を披露。21分には、敵の右SBヨシュア・キミッヒを抜き去り、チャンスを作って見せた。

 すると、バイエルンに所属する28歳は、負けん気の強さを発揮。目の色を変え、ものすごい気迫で日本のナンバーセブンを止めにかかった。

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 試合翌日、会場となったヴォルフスブルクで実際された練習後の取材で、キミッヒとのマッチアップについて聞くと、三笘はこう答えた。

「うまい選手ですけど、守備もやはりうまさはありましたし、迫力だったりというところも感じました。本当に素晴らしい選手だなとやりながら感じていましたけど」

 それでも、冷静に対処できたようだ。「逆サイドにあるときに中にポジションをとるところはあったので、サイドチェンジはある程度できるかなというところで、(遠藤)航君が何度もあそこで幅をきかせてくれたので。うまく相手を後ろに下げさせられて、時間をつくれたかなと思います」と言葉を続けている。

 両者のマッチアップは、ハイレベルで実に見応えがあった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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