スタメン入りに本人も驚いたようだ。

　日本代表は９月10日、国際親善試合でドイツ代表と対戦し、４－１の快勝。GKとしてこの試合のスターティングメンバーに名を連ねたのは、大迫敬介だった。

　先発メンバー入りを聞いたのは、試合の２日前。試合後にその時の心境を明かした大迫は「２度見しましたね」と笑った。

「もちろん代表に来ているからには、スタートから出ることをずっと狙っていて、常に準備をしていました。驚きはなかったって言いたいですけど、驚いたのが正直なところですね。でも逆に２日間があったからこそ、心の準備というか、頭の整理ができました」
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　ドイツ戦のゴールマウスを守った大迫は「正直、緊張もありました」としつつも終始、落ち着いたセービングを披露。勝利に貢献した。

「まずは結果を出すというところが与えられた任務だったので、失点はしてしまいましたけど、そこから味方の選手が先制点を取ってくれて、まずは結果を出すことができて良かったです」

　ビルドアップにも積極的にかかわり、攻撃の開始地点としても見事な働きを見せた大迫は、「このピッチで、こういう雰囲気でトライすることに意味があると思った。難しい場面もありましたけど、チームのみんなに助けてもらって、すごい楽しい90分間でした」と振り返った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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