「S・ランスで間違いなく一番上手い」仏移籍の中村敬斗、“同僚”伊東純也の凄さと関係性を語る「奥さんからおにぎりを...」【現地発】

2023年09月08日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「面倒を見てもらうという感覚ではないです」

今夏にリーグ・アンにステップアップを果たした中村。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 今夏にオーストリアのLASKからリーグ・アンのスタッド・ドゥ・ランスへステップアップ移籍を果たした中村敬斗が、7日に行なわれた日本代表の練習後、取材に応じた。

「フランスリーグという5大リーグに来て、(S・ランスには)代表のいい選手の(伊東)純也君もいて、ステップアップしたんだなって実感していますし、毎日刺激を受けて成長できてる感じがしますね」

 そう移籍した心境を語ったアタッカーは、同僚となった伊東との関係性をこう明かしている。

「チームに行って、すごい仲良く話す。1回ご飯にも連れて行ってもらいました。もう23(歳)なんで(笑)。面倒を見てもらうという感覚ではないです。ただ、奥さんからおにぎりをもらったりとか、サポートしてもらってるんで、本当に感謝です。ありがたい限りですよね」

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 中村が左サイドハーフで先発した2試合では、逆サイドに入って両翼を担った快足アタッカーについて、「毎日一緒に練習していて、スタッド・ランスで間違いなく一番上手い。ランスの選手は誰が見ても一番の選手って分かってる」と賞賛。共にプレーすることで、レベルアップできると感じているようだ。

「代表でも重要な選手のひとりなんで、その選手と毎日一緒に練習できてるんで、要求も高い。常に代表のトップ基準の水準を持ってるんで、ステップアップして僕のレベルも上がる感じはしてます」

 日本代表の左サイドには三笘薫という大きな存在がいる。まずは与えられたチャンスで、成長した部分をアピールしたい。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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