前半に3点、後半も3点
日本がパキスタンを6-0で下した。写真:松尾祐希
[U-23アジア杯予選]日本 6-0 パキスタン/9月6日/アル・ムハラクスタジアム
来夏に開催されるパリ五輪の一次予選を兼ねたU-23アジアカップ予選の初戦がバーレーンのアル・ムハラクスタジアムで行なわれ、U-22日本代表はU-22パキスタン代表に6-0で勝利した。
日本代表は4-3-3のシステムでスタート。GKに鈴木彩艶(シント=トロイデン)、最終ラインは右から内野貴史(デュッセルドルフ)、鈴木海音(磐田)、西尾隆矢(C大阪)、大畑歩夢(浦和)が並び、中盤はアンカーに藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、インサイドハーフには左に三戸舜介(新潟)、右に松木玖生(FC東京)が入った。前線は左に斉藤光毅(スパルタ)、右に山田楓喜(京都)、センターフォワードには細谷真大(柏)が起用された。
立っているだけで汗が吹き出すような酷暑のなかで行なわれた一戦で、日本は立ち上がりから押し込む。鈴木海を中心に最終ラインからボールを繋ぐと、中盤を経由してサイドから攻撃を仕掛ける。6分には大畑、8分には三戸がシュートを放つなど積極的にゴールを狙った。
11分にはショートコーナーから山田がゴール前に入れると、西尾が決定的なヘディングシュートを見舞う。惜しくもGKに阻まれたが、その直後の12分に山田のCKから鈴木海が右足で合わせて先制点を奪取。早い時間帯にリードを奪うと、以降もボールを動かしながらチャンスをうかがう。守備陣も何度かあったカウンターを慌てずに対処し、ピンチの芽を未然に刈り取った。
このまま優勢に試合を進めると、前半終了間際の44分に松木のスルーパスに三戸が反応。1対1を冷静に制し、追加点を奪った。さらに日本はアディショナルタイムに内野の右クロスにファーサイドで斉藤が折り返す。最後は細谷が左足で強烈なボレーシュートを叩き込んで、前半を3-0で終えた。
【PHOTO】久保建英、伊東純也らも本格合流!ドイツ戦に向けより実戦的なトレーニングを行なった日本代表!
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日本代表は4-3-3のシステムでスタート。GKに鈴木彩艶(シント=トロイデン)、最終ラインは右から内野貴史(デュッセルドルフ)、鈴木海音(磐田)、西尾隆矢(C大阪)、大畑歩夢(浦和)が並び、中盤はアンカーに藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、インサイドハーフには左に三戸舜介(新潟)、右に松木玖生(FC東京)が入った。前線は左に斉藤光毅(スパルタ)、右に山田楓喜(京都)、センターフォワードには細谷真大(柏)が起用された。
立っているだけで汗が吹き出すような酷暑のなかで行なわれた一戦で、日本は立ち上がりから押し込む。鈴木海を中心に最終ラインからボールを繋ぐと、中盤を経由してサイドから攻撃を仕掛ける。6分には大畑、8分には三戸がシュートを放つなど積極的にゴールを狙った。
11分にはショートコーナーから山田がゴール前に入れると、西尾が決定的なヘディングシュートを見舞う。惜しくもGKに阻まれたが、その直後の12分に山田のCKから鈴木海が右足で合わせて先制点を奪取。早い時間帯にリードを奪うと、以降もボールを動かしながらチャンスをうかがう。守備陣も何度かあったカウンターを慌てずに対処し、ピンチの芽を未然に刈り取った。
このまま優勢に試合を進めると、前半終了間際の44分に松木のスルーパスに三戸が反応。1対1を冷静に制し、追加点を奪った。さらに日本はアディショナルタイムに内野の右クロスにファーサイドで斉藤が折り返す。最後は細谷が左足で強烈なボレーシュートを叩き込んで、前半を3-0で終えた。
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後半に入っても日本は攻撃の手を緩めない。51分には松木がPA内で倒されてPKを得ると、これを細谷が決めてさらにリードを広げる。59分には松木が再びボックス内で倒されると、今度は藤田のPKで5-0とした。
勢いに乗った日本は止まらない。64分には左サイドを突破した斉藤がライナー性のクロスを入れる。このボールに三戸がニアで合わせて6点目をもぎ取った。
試合の趨勢がほぼ決まり、76分には一気に選手を4人交代させ、細谷、山田、三戸、松木に代わって、FW藤尾翔太(町田)、MF小田裕太郎(ハーツ)、MF鈴木唯人(ブレンビー)、MF山本理仁(シント=トロイデン)を投入。86分には大畑を下げて左SB中野伸哉(G大阪)をピッチに送り込む。
疲労を考慮しながら上手くゲームを進めた日本は初戦を6ゴールで快勝し、パリ五輪出場に向けて幸先の良いスタートを切った。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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