「ドイツにとって非常に厳しい試合となる」森保Jとのリベンジマッチを相手国記者はどう見る?「ベストメンバーで臨む」「もし負ければ...」【現地発】

2023年09月07日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「カタールでの日本との試合を思い出してほしい」

敵地ヴォルフスブルクでドイツ戦に挑む日本代表。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 森保ジャパンは9月9日、敵地ヴォルフスブルクでドイツ代表と対戦する。

 カタール・ワールドカップのグループステージでは2-1で逆転勝利を収めたとはいえ、とりわけ前半は一方的に押し込まれる展開だった。今回は完全アウェーであり、リベンジを期す相手に厳しい戦いが予想される。

 では、敵側は日本戦についてどう見ているのだろうか。森保ジャパンの練習を取材していた、ドイツのTV局『RTL』で解説を務めるベテランジャーナリストのフェックス・ゴーナー氏に訊いてみた。

「同じ気象条件で、同じように良いトレーニングをし、同じグラウンドで戦うので平等だ。そしてドイツは日本よりもプレッシャーにさらされている。日本が負けても、それほど関係はないと思いう。だが、もしドイツが負ければ、(ハンジ・フリック)監督について大きな議論が起こるだろう」

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 同記者は「多くのジャーナリストや同僚が、ドイツはベストメンバーでプレーするのかと尋ねるが、ドイツはベストなチームでプレーするだろう。フランス戦ではなく、日本戦でだ。土曜日にベストメンバーで臨むだろう」と見立てた。

「カタールでの日本との試合を思い出してほしい。問題は誰がゴールを決めるかだ。ドイツにはたくさんのチャンスがあったが、誰がゴールを決めた? あなた方、日本はもっとうまくやった。非常に優れたカウンター。速いカウンターアタックでね」

 そして、「ドイツにとって非常に厳しい試合になると思う。なぜなら、日本は十分に準備ができているからだ」と見解を示した。

 指揮官への風当たりが強くなるなか、ドイツは難しい戦いを強いられると見ているようだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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