現地９月９日にドイツ戦、12日にトルコ戦を控えた日本代表が５日、ヴォルフスブルクで２日目のトレーニングを行なった。

　トレーニングの後、スポルティングの守田英正が取材に対応。２－１でアップセットを起こしたカタール・ワールドカップの再戦となるドイツ戦に向けて、こうコメントした。

「ワールドカップのときはマンツーマン気味に行ったりとか、３バック作ってという感じで、すごく引いた中からカウンターを狙うサッカーだったんで、今回どうなるかわからないですけど、より攻撃的に自分たちがボール握ったりとか、ゴール前に入っていく回数とかっていうのは増やさないといけないと思います」

　28歳のMFは「向こうがリベンジのような気持ちを持って、すごくアグレッシブに来ると思うので、それを受けるんじゃなくて、自分たちも何かこう、成長させるという意気込みを持ちながら、課題に向かって戦うべきなんじゃないかなっていうのは、思っています」と意気込んだ。

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「前回は守備的な戦いになってしまったが、一段階進んだ戦いをするためには？」という質問には、「うーん、僕の中ではありますけど、ちょっと言えないというか言いたくない。そうですね（笑）。いや言いたいですけど、ちょっとやめておきます」と回答。こう言葉を続けている。

「（相手の攻撃を）受けるんじゃなくて、メンタルとのところだけで言うと、ある程度、自分たちがもうヨーロッパの中堅国以上の部分に来てると思っていいと思っているし、それだけの自覚だったり覚悟みたいなものは、ヨーロッパで戦っている選手を中心に各々が持っていると思う。

　かといって上からになってはいけないと思うので、そこのバランスはすごくメンタル的な部分で、今回もまた招待されているというか、前回勝ったことに対して向こうが本気になってくる試合なので、甘んじることなく、ワールドカップの本大会の結果と内容を踏まえて、その上で戦うのが重要なので、そういうのは見せられたらなと」

　W杯のドイツ戦では、怪我のためにピッチに立てなかった守田。10か月前とは違った効果を森保ジャパンにもたらせるか。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）

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