『BBC Scotland』でチーフスポーツライターを務めるトム・イングリッシュ氏が、セルティックの絶対エース古橋亨梧を絶賛した。

　古橋は９月３日に敵地で行なわれたレンジャーズ戦（１－０）で、値千金の決勝点を奪取。リーグ得点王に輝いた昨季は６戦５発と、カモにした宿敵を再び飲み込んだ。

　イングリッシュ氏は大一番での活躍を称え、「キョウゴ・フルハシがアイブロックスで王者の強さを示す」と題した記事を執筆。「キョウゴという話題の爆弾を解除するために、レンジャーズができることは明らかにない」と綴った。

「ジャック・バトランドという一流のGKを獲得してもダメだった。夏に８人のフィールドプレーヤーと契約しても違いは生まれなかった。セルティックのサポーターはゼロで、５万人の自分たちの観客の前で試合をしても同じだ。

　レンジャーズのマイケル・ビール監督は、キョウゴの悪夢にうなされただろう。日本人は攻撃面で際立っていた。ハーフタイム直前のフィニッシュは絶品で、バトランドにチャンスはなかった。それまでに２度、シュートを外していた彼の冷酷なタッチは、今シーズン最初のオールドファームを決着させた」
【動画】レンジャーズ相手に古橋亨梧が圧巻のゴラッソ

　同氏はまた、レンジャーズの攻撃陣と宿敵のエースを比較。その差を強調した。

「この夏、レンジャーズは様々な攻撃的オプションに大金をつぎ込み、無数のストライカーとウイングに移籍金と年俸を支払った。しかし、今のところ誰１人として結果を残せていない」

　大手メディアの重鎮を唸らせる活躍を見せた古橋。勢いそのままに日本代表戦、チャンピオンズリーグでも有無を言わさぬ結果を残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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