「チームメイトは彼をとてもあてにしている」
ナポリ戦で鮮烈なシュートを叩き込んだ鎌田。(C)Getty Images
ラツィオの鎌田大地は、開幕から2試合で大きなインパクトを残せず、昇格組ジェノアに敗れた第2節では、失点に絡むプレーがあったと批判も浴びた。だが、第3節で初ゴールを挙げ、王者ナポリの撃破に貢献。一転して賛辞を寄せられている。
9月2日のナポリ戦で、鎌田は1-1のタイスコアで迎えた52分、ルイス・アルベルトがスルーしたボールを受けてボックス内に侵入。左足で対角シュートを流し込み、セリエA初ゴールを記録した。ラツィオはこのゴールで2-1と勝利。今季初白星を挙げ、連敗発進の嫌な流れを止めた。
ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』は3日、「レッチェ戦とジェノア戦では輝くことができなかったが、2か月にわたる無所属でフィジカルコンディションが万全でないこともあった。トップ状態にないのは普通のことだ」と報じている。
「普通でなかったのは、特にオリンピコでの初戦(ジェノア戦)で彼に対して過剰な批判が浴びせられたことである。パスミスに対する不満や、交代時の一部のブーイング、さらにソーシャルメディアにおけるキーボードの獅子たちによる、早くも失敗補強だったとするいつものレッテル貼りだ」
さらに、ナポリ戦も鎌田の出だしは良くなかったものの、「時間とともに良くなった」とし、「どんどん積極的になり、後半序盤に決勝点となるゴールを挙げた」と続けている。
「一見すると冷静なカマダだが、典型的な日本人らしい冷静さを脇に置き、派手にゴールを喜んで重圧を取り除いた。ヨーロッパリーグを制した彼のような選手でもラツィオの環境から重圧を感じるのだから、どんなことがマウリツィオ・サッリ監督のチームを取り囲んでいるかがよく分かるはずだ」
【動画】「左足でこのシュートはやばい」など反響! 鎌田大地の移籍後初ゴールでナポリ撃破!
9月2日のナポリ戦で、鎌田は1-1のタイスコアで迎えた52分、ルイス・アルベルトがスルーしたボールを受けてボックス内に侵入。左足で対角シュートを流し込み、セリエA初ゴールを記録した。ラツィオはこのゴールで2-1と勝利。今季初白星を挙げ、連敗発進の嫌な流れを止めた。
ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』は3日、「レッチェ戦とジェノア戦では輝くことができなかったが、2か月にわたる無所属でフィジカルコンディションが万全でないこともあった。トップ状態にないのは普通のことだ」と報じている。
「普通でなかったのは、特にオリンピコでの初戦(ジェノア戦)で彼に対して過剰な批判が浴びせられたことである。パスミスに対する不満や、交代時の一部のブーイング、さらにソーシャルメディアにおけるキーボードの獅子たちによる、早くも失敗補強だったとするいつものレッテル貼りだ」
さらに、ナポリ戦も鎌田の出だしは良くなかったものの、「時間とともに良くなった」とし、「どんどん積極的になり、後半序盤に決勝点となるゴールを挙げた」と続けている。
「一見すると冷静なカマダだが、典型的な日本人らしい冷静さを脇に置き、派手にゴールを喜んで重圧を取り除いた。ヨーロッパリーグを制した彼のような選手でもラツィオの環境から重圧を感じるのだから、どんなことがマウリツィオ・サッリ監督のチームを取り囲んでいるかがよく分かるはずだ」
【動画】「左足でこのシュートはやばい」など反響! 鎌田大地の移籍後初ゴールでナポリ撃破!
早い段階でプレッシャーをひとつ取り除いた鎌田だが、大事なのはこれからだ。インターナショナルウィーク明けの次節は、ユベントスとのアウェーゲーム。鎌田とラツィオは再び強敵を相手に結果を求められる。
La Lazio Siamo Noiは「(ユベントス戦で鎌田は)引き続き自身の成長を示したいと望んでいるはずだ。チーロ・インモービレとチームメイトは彼をとてもあてにしている」と締めくくった。
「そして本人は、懐疑的な声を黙らせ、批判を押し返す準備を整えている。(ナポリの本拠地)マラドーナでやってみせたように」
欧州に遠征する日本代表での戦いを経て、鎌田はセリエAで好調を保てるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「会長は日本人を主役にしたいと言った。それが叶った」鎌田大地に被弾で初黒星のナポリに伊紙が痛烈皮肉!「残念なのはラツィオでプレーしていることだ」
「カマダはよくやっている。僕は好きだ」低評価の鎌田大地をラツィオ10番が擁護!「インテリジェントな選手だ。でも...」
「分かってて、ニヤっと笑ったの?」なぜ鎌田大地はPK時にレーザービームを浴びて"不敵な笑み"を浮かべたのか。中村俊輔に明かした真相「やってる奴が…」
La Lazio Siamo Noiは「(ユベントス戦で鎌田は)引き続き自身の成長を示したいと望んでいるはずだ。チーロ・インモービレとチームメイトは彼をとてもあてにしている」と締めくくった。
「そして本人は、懐疑的な声を黙らせ、批判を押し返す準備を整えている。(ナポリの本拠地)マラドーナでやってみせたように」
欧州に遠征する日本代表での戦いを経て、鎌田はセリエAで好調を保てるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「会長は日本人を主役にしたいと言った。それが叶った」鎌田大地に被弾で初黒星のナポリに伊紙が痛烈皮肉!「残念なのはラツィオでプレーしていることだ」
「カマダはよくやっている。僕は好きだ」低評価の鎌田大地をラツィオ10番が擁護!「インテリジェントな選手だ。でも...」
「分かってて、ニヤっと笑ったの?」なぜ鎌田大地はPK時にレーザービームを浴びて"不敵な笑み"を浮かべたのか。中村俊輔に明かした真相「やってる奴が…」