なぜ早めにシュートを打った? 宿敵キラー古橋亨梧が明かすゴラッソの裏側「もう打っちゃおうって」「ちょっと喜べずって感じ」

2023年09月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これが僕たちのサッカー。これからもどんどん成長していける」

大一番で決勝点を叩き込んだ古橋。(C)Getty Images

 9月3日に開催されたスコットランドリーグ第4節で、日本人5選手を擁するセルティックは、永遠の宿敵レンジャーズと対戦。自軍サポーターがゼロの完全アウェーながら、古橋亨梧のゴールを最後まで守り切り、1-0で接戦を制した。
 
 エースが値千金の一発を叩き込んだのは、45+2分だ。マット・オライリーのヘッドでのパスに反応して抜け出すと、ペナルティエリア手前、まだやや距離がある位置だったが、迷うことなく右足を一閃。強烈なシュートをゴール左隅に叩き込んだ。

 試合後、クラブ公式のインタビューに応じた古橋は、「本当に90分間、チームみんなが戦った成果。貢献できて本当に嬉しい」と笑み。得点シーンに関しては、ちょっとした裏話をこう明かした。

「最初にマットがヘディングをして、ちょっとオフサイドかなと思ったので、もう早めに打っちゃおうって打ったら綺麗に入って。オフサイなかったので…はい、ちょっと喜べずって感じ」
【動画】レンジャーズ相手に古橋亨梧が圧巻のゴラッソ
 リーグカップでまさかの早期敗退を喫するなど、直近2戦ノーゴールで未勝利だったセルティックは、3試合ぶりの勝利となった。

「見てる人は分かると思うけど、90分通して、本当に全員が戦ったなかで勝ちに繋がったので。これが僕たちのサッカーで、これからもどんどん成長していける自信に繋がる勝利かなと。(来場できなかった自分たちのサポーターは)本当に心の底から喜んでくれていると思うし、僕も心の中でみんなが喜んでいる姿を想像できるので、貢献できて良かった」

 昨季はレンジャーズ相手に6試合で5ゴールを奪った宿敵キラーは、「本当にどれも重要なゴール。チームの勝利に貢献できるっていうのが、僕の仕事なので、これからも続けていきたい」と継続的な活躍を誓う。

 大一番での決勝点を弾みに、まもなく始まるチャンピオンズリーグでもヒーローとなれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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次ページ【動画】古橋の圧巻ゴラッソ※白地部分をクリック

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