【採点寸評|C大阪】2発に絡んだ“夏男”L・セアラをMOMに! 短い時間で結果を出した渡邉&新井も評価[J1第26節 C大阪3-0川崎]

2023年09月03日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

今季2度目の3連勝で4位浮上

【警告】C大阪=なし 川崎=高井(90+4分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】レオ・セアラ(C大阪)

[J1第26節]C大阪 3-0 川崎/9月2日/ヨドコウ桜スタジアム

 Jリーグは9月2日、J1第26節の7試合を各地で開催。ヨドコウ桜スタジアムではセレッソ大阪対川崎フロンターレが行なわれ、C大阪が3-0で勝利した。
【PHOTO】C大阪の出場16選手&監督の採点・寸評。レオ・セアラが抜群の存在感。ボランチコンビ喜田&香川も高評価
 前半はお互いに相手ゴールに迫るシーンを作るが、決め切ることができず、スコアレスで試合を折り返す。

 迎えた後半、C大阪が均衡を破る。52分、ジョルディ・クルークスのクロスが相手のオウンゴールを誘い、先手を取る。これで勢いに乗ったホームチームは、72分にレオ・セアラのPKでリードを広げる。

 さらに90+2分にも、渡邉りょうがPKでダメ押し弾。3発完勝のC大阪は3連勝を達成。敗れた川崎は6戦未勝利とトンネルから抜け出せなかった。
 
▼C大阪のチーム採点「7」
 C大阪は4位に浮上。上位チームを追撃するうえでも、大きな今季2度目の3連勝となった。

 立ち上がりから主導権を握られる時間が長かったが、守備ではボールに近い選手がすぐさま相手を囲んでピンチの芽を摘み、攻撃に繋げた。2トップのレオ・セアラと上門知樹の前からの献身的な守備も光った。

 攻撃では両サイドハーフのジョルディ・クルークスとカピシャーバが、川崎の3CBの左右の選手に蓋をされる形となり、なかなかそれぞれの持ち味を発揮できず。それでも、後半は縦への突破で守備陣の脅威に。攻守で実りのあるゲームとなった。

 2ゴールに絡んだ"夏男"レオ・セアラを文句なしのMOMに選出。最終盤の投入にもかかわらず、目に見える結果を出してアピールしたPK奪取の新井晴樹と、J1初ゴールの渡邉りょうの働きも評価したい。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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