「リバプールを汚すことになる。スキャンダルだ」元英代表がサラーのサウジ行きに見解!問題視するのは“タイミング”

2023年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1か月前、5、6週間前だったら理解できた」

リバプールの主砲サラー。サウジ行きはあるのか。(C)Getty Images

 元イングランド代表のクリス・サットン氏が、サウジアラビア行きが盛んに報じられているモハメド・サラーについて語った。英紙『Daily Mail』が8月28日付けで伝えている。

 リバプールの絶対エースは、ファビーニョやカリム・ベンゼマなどを獲得したアル・イテハドからオファーを受けている模様。クラブは売りに出さない姿勢を貫いているものの、選手本人は移籍に前向きのようだ。

 破格の移籍金が動くビッグディールは成立するのか。注目が集まるなか、サットン氏は「このタイミングでリバプールを離れ、サウジには行けないだろう。タイミング的にね」と主張。移籍期限間際での退団に否定的な見解を示した。

「ウインドウが閉まるまであと数日だ。もしサラーが退団を決め、困っているリバプールを見捨てれば、それはスキャンダラスだ。これが1か月前、5、6週間前だったら理解できただろうね」
【動画】ヌニェスと抱擁、遠藤航の頭ポン、相棒マティプには…ファン・ダイクの熱き出迎えをチェック!日本語も言ってる?
 同氏はまた、もしリバプールがエジプト代表のスーパースターを引き留められれば、プレミアリーグのトップエンドに挑戦できるだろうと予想した。

「サラーはまだ多くのものを提供してくれるし、リバプールはサラーの存在でより良いチームになる。マンチェスター・シティに挑戦できるかもしれない。もし彼が背を向ければ、ユルゲン・クロップがサラーに代わる適切な選手を獲得するのに十分な時間は残らないだろう。リバプールを汚すことはできないはずだ。それは絶対にスキャンダルになる」

 イングランドの移籍市場は9月1日に閉まるため、後釜が必要となった場合、探す時間はほとんどない。クロップ監督と揺るぎない信頼関係を築いてきた絶対エースは、いったいどんな決断を下すのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「もっと良いプレーができる」リバプール遠藤航、加入後初スタメンを飾ったニューカッスル戦を振り返る!「守備で助けたい」

「これこそ家族の姿だ!」退場したファン・ダイクの出迎えが激熱!「日本語を言っている」との指摘、遠藤航を心配する声も

どうしてお前が相手側にいるんだ? マネの動揺が話題沸騰!「お手本みたいな二度見」「サウジの移籍の早さにビックリ」

次ページ【動画】遠藤航の頭ポン、相棒マティプには…

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事