「敬意の欠如は性格の表れ」構想外のボヌッチ、ユベントス指揮官の「もう話すことはない」発言に怒りか。投稿が波紋

2023年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

トップチームの練習から外され、リーグ登録外に

ボヌッチは指揮官の言葉が気に障ったようだ。(C)Getty Images

 ユベントスはこの夏、レオナルド・ボヌッチを構想外とした。だが、選手はまだチームに在籍したままだ。指揮官には、もう話すことがないという。だが、本人は不満をうかがわせた。

 マッシミリアーノ・アッレーグリ監督は8月26日の会見で、ボヌッチについて問われると、「彼とはすでに話した」と述べている。(『Gazzetta dello Sport』紙より)

「ほかにつけ加えるべきコメントはない。何の役にも立たないよ。彼は状況を知っている。ユベントスははっきりさせた。前に進もう」

 ボヌッチはユベントスでセリエA優勝8回、チャンピオンズ・リーグ決勝進出2回を果たしたベテラン。かつてジャンルイジ・ブッフォンやアンドレア・バルザーリ、ジョルジョ・キエッリーニと形成した守備陣は、その鉄壁ぶりから世界最高とも評された。

 だが、36歳となり、来年夏の引退も示唆して迎えた今季、ボヌッチはユーベから戦力外を通告された。プレシーズンのツアーはもちろん、トップチームでの練習からも外され、リーグ登録外に。報道によると、選手は合流許可を求め、法的な対応にも動いているものの、クラブは労使協定には違反していないと主張している。

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 そんな中でのアッレーグリ監督の前述の発言後、ボヌッチはインスタグラムに「敬意の欠如」と題した文章を投稿した。

「誰かが敬意を欠いたとき、すぐその敬意を得ようとする衝動に注意しろ。敬意の欠如は自分の価値の評価ではなく、その人物の性格の表れだからだ」

 ウニオン・ベルリンやラツィオ、ジェノアなどへの移籍の可能性が噂されているが、まだ実現に至っていないボヌッチ。残り少なくなったキャリアを別のクラブで過ごすのか、それともユベントスで闘いを続けるのか。その身の振り方が注目されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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