「歴史を作ろう」横浜FCが横浜ダービーで快勝! 伊藤翔が明かす、ミーティングでの指揮官からの言葉「選手に刺さったんだと思う」

2023年08月26日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「できすぎだと思いますよ」

2ゴールに絡む活躍を見せた伊藤。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第25節]横浜FC 4-1 横浜/8月26日/ニッパツ三ツ沢球技場

 横浜FCは8月26日、J1第25節で横浜F・マリノスと対戦。4-1で3試合ぶりの勝利を収めた。

 試合は相手に先制される展開も、36分に林幸多郎の見事なボレー弾で同点に追いつくと、ここから勢いに乗り、52分に伊藤翔、62分に相手のオウンゴール、90+3分に吉野恭平がダメ押しの4点目を挙げ、今季初の4得点で首位横浜を下した。

 勝ち越し弾に加え、ペナルティエリア右からの折り返しで相手のオウンゴールを誘い、2得点に絡む活躍を見せた伊藤は、自身の結果には「できすぎだと思いますよ」と笑顔で一言。そのうえで試合を次のように振り返った。
 
「(横浜に)攻められていたといっても長いボールを使われて、ひっくり返されてピンチになるシーンが多かったので、それだけ警戒していれば大丈夫かなという手応えはあった。ある程度、前から行ったほうが向こうも嫌がっているのはあったので、そのまま続けていけばゴールに繋がるんじゃないかなっていうのは、監督を含めてチーム全員で思ってたので、その通りになって良かったです。マリノスが攻撃的にくるチームだったのも僕らの戦い方に良い影響をもたらしたと思います」

 今季2度目の横浜ダービー。試合前のミーティングでは、四方田修平監督から「歴史を作ろう」との熱い言葉が選手たちに送られたという。伊藤も「それがたぶん選手に刺さったんだと思います」とチームに好影響をもたらしたと語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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