ジダン政権誕生でマドリーはどう変わる!? グアルディオラ招聘が濃厚な来シーズンのシティは?
ジダン新監督の下で新たなスタートを切ったマドリーは、すでにポジティブな変化を見せている。ベニテス前政権時代と比較して、選手たちの表情が生き生きしている印象だ。(C)Getty Images
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サッカーと雑誌作りに情熱を傾ける編集部を定期訪問して、世界のサッカーの最新事情からワールドサッカーダイジェスト最新号の内容まで、根掘り葉掘り聞き出します。
――◆――◆――
――『ワールドサッカーダイジェスト』の最新号が発売されました。今回の特集は、「欧州メガクラブの2016年 モデルチェンジ大予想」です。
編集長:ジダンが新監督に就任したレアル・マドリーに注目が集まっていますが、グアルディオラに代わって来シーズンからアンチェロッティが指揮を執るバイエルン、そのグアルディオラの新天地になりそうなマンチェスター・シティなど、来シーズンには政権交代に伴って、いくつものメガクラブが大きく生まれ変わりそうです。チェルシーを追われたモウリーニョが、マンチェスター・ユナイテッドに行くという話も持ち上がっていますし。
リーガ担当:監督交代によるインパクトの大きさは、ベニテスを更迭してジダンを招聘したマドリーを見ればよく分かります。ジダンの就任後、選手の動きが見違えるほど良くなりました。結果もついてきています。
――ジダン政権になって、2戦連続で5ゴールを奪い快勝ですからね。
リーガ担当:チームの雰囲気ががらりと変わりました。実際、選手たちもムードが一変したと言っています。ジダン・マドリーの試合分析や、指揮官ジダンの資質、可能性について番記者2人が意見を交わす企画など、今号の巻頭ではジダンと新生マドリーを掘り下げています。
――グアルディオラが今シーズンいっぱいでバイエルンを去り、プレミアリーグのクラブに行くと宣言しました。噂どおり、行き先はシティになるのでしょうか?
プレミアリーグ担当:チェルシーやユナイテッドという噂もありますが、おそらくシティに行くでしょう。スターリングやデ・ブルイネの獲得はグアルディオラのリクエストだったという話もありますし。
――グアルディオラがシティでどんなサッカーを見せるのか楽しみですね。
プレミアリーグ担当:最近はプレミアにもポゼッション・スタイルを志向する監督が出てきましたが、その究極とも言えるグアルディオラの到来でリーグ全体に新たな潮流が生まれるかもしれません。いずれにせよ、シティが別のチームに生まれ変わるのは間違いないでしょう。
編集長:グアルディオラが就任すれば、夏の移籍市場で積極的に動くだろうと思います。現在の陣容を見ると、彼のやりたいサッカーを体現できる選手が揃っているとは言い難いですから。
プレミアリーグ担当:例えば最終ラインですね。後方からボールを繋ぐグアルディオラのサッカーにマッチしたディフェンダーはほぼいません。全面的な刷新もありえます。ポジションに関係なく、バルセロナやバイエルンから教え子を引き抜くことも考えられますね。
――そのグアルディオラが去るバイエルンは、早々とアンチェロッティと契約しました。
ブンデスリーガ担当:グアルディオラとの契約延長が難しいと踏んで、アンチェロッティ招聘に向けて早くから動いていたんでしょう。前々からフロントワークには定評がありますが、見事な対応だったと思います。アンチェロッティは望みうる最高の人材と言えますからね。
――グアルディオラからアンチェロッティに代われば、バイエルンにも大きな変化が起きそうです。
ブンデスリーガ担当:陣容はそう変わらなくても、ピッチの上で展開されるサッカーは変わってくるでしょう。今号では、アンチェロッティを追ってきたイタリアの戦術アナリスト、ルッケージ氏が、来シーズンのバイエルンがどう変貌するか予想しています。
――マンチェスター・ユナイテッドはどうでしょう? モウリーニョ招聘説の信憑性はどのくらいあるのですか?
プレミアリーグ担当:ありえる話だと思います。モウリーニョにはパリ・サンジェルマンに行くという噂もありますが、より現実味があるのはユナイテッドでしょうね。もし実現すれば大きな話題になりますよ。
――そのモウリーニョを解任して、現在は暫定的にヒディンクが監督を務めるチェルシーの動きも気になります。
プレミアリーグ担当:グアルディオラの招聘が難しくなり、コンテ(現イタリア代表監督)やアッレグリ(現ユベントス監督)などの名前が新監督候補として挙がっています。欧州カップ戦の出場権を逃すようなことになれば、陣容の大掛かりな刷新を含めて大改革に発展するかもしれません。
編集長:監督が代わるクラブはもちろん、それ以外のクラブの動きも見逃せません。今回の特集では、各クラブの強化ポイントがどこで、とくに来シーズンに向けてどんな選手を狙っているのかもまとめています。ぜひご覧になってください。
ワールドサッカーダイジェストの最新号はこちら
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編集長:ジダンが新監督に就任したレアル・マドリーに注目が集まっていますが、グアルディオラに代わって来シーズンからアンチェロッティが指揮を執るバイエルン、そのグアルディオラの新天地になりそうなマンチェスター・シティなど、来シーズンには政権交代に伴って、いくつものメガクラブが大きく生まれ変わりそうです。チェルシーを追われたモウリーニョが、マンチェスター・ユナイテッドに行くという話も持ち上がっていますし。
リーガ担当:監督交代によるインパクトの大きさは、ベニテスを更迭してジダンを招聘したマドリーを見ればよく分かります。ジダンの就任後、選手の動きが見違えるほど良くなりました。結果もついてきています。
――ジダン政権になって、2戦連続で5ゴールを奪い快勝ですからね。
リーガ担当:チームの雰囲気ががらりと変わりました。実際、選手たちもムードが一変したと言っています。ジダン・マドリーの試合分析や、指揮官ジダンの資質、可能性について番記者2人が意見を交わす企画など、今号の巻頭ではジダンと新生マドリーを掘り下げています。
――グアルディオラが今シーズンいっぱいでバイエルンを去り、プレミアリーグのクラブに行くと宣言しました。噂どおり、行き先はシティになるのでしょうか?
プレミアリーグ担当:チェルシーやユナイテッドという噂もありますが、おそらくシティに行くでしょう。スターリングやデ・ブルイネの獲得はグアルディオラのリクエストだったという話もありますし。
――グアルディオラがシティでどんなサッカーを見せるのか楽しみですね。
プレミアリーグ担当:最近はプレミアにもポゼッション・スタイルを志向する監督が出てきましたが、その究極とも言えるグアルディオラの到来でリーグ全体に新たな潮流が生まれるかもしれません。いずれにせよ、シティが別のチームに生まれ変わるのは間違いないでしょう。
編集長:グアルディオラが就任すれば、夏の移籍市場で積極的に動くだろうと思います。現在の陣容を見ると、彼のやりたいサッカーを体現できる選手が揃っているとは言い難いですから。
プレミアリーグ担当:例えば最終ラインですね。後方からボールを繋ぐグアルディオラのサッカーにマッチしたディフェンダーはほぼいません。全面的な刷新もありえます。ポジションに関係なく、バルセロナやバイエルンから教え子を引き抜くことも考えられますね。
――そのグアルディオラが去るバイエルンは、早々とアンチェロッティと契約しました。
ブンデスリーガ担当:グアルディオラとの契約延長が難しいと踏んで、アンチェロッティ招聘に向けて早くから動いていたんでしょう。前々からフロントワークには定評がありますが、見事な対応だったと思います。アンチェロッティは望みうる最高の人材と言えますからね。
――グアルディオラからアンチェロッティに代われば、バイエルンにも大きな変化が起きそうです。
ブンデスリーガ担当:陣容はそう変わらなくても、ピッチの上で展開されるサッカーは変わってくるでしょう。今号では、アンチェロッティを追ってきたイタリアの戦術アナリスト、ルッケージ氏が、来シーズンのバイエルンがどう変貌するか予想しています。
――マンチェスター・ユナイテッドはどうでしょう? モウリーニョ招聘説の信憑性はどのくらいあるのですか?
プレミアリーグ担当:ありえる話だと思います。モウリーニョにはパリ・サンジェルマンに行くという噂もありますが、より現実味があるのはユナイテッドでしょうね。もし実現すれば大きな話題になりますよ。
――そのモウリーニョを解任して、現在は暫定的にヒディンクが監督を務めるチェルシーの動きも気になります。
プレミアリーグ担当:グアルディオラの招聘が難しくなり、コンテ(現イタリア代表監督)やアッレグリ(現ユベントス監督)などの名前が新監督候補として挙がっています。欧州カップ戦の出場権を逃すようなことになれば、陣容の大掛かりな刷新を含めて大改革に発展するかもしれません。
編集長:監督が代わるクラブはもちろん、それ以外のクラブの動きも見逃せません。今回の特集では、各クラブの強化ポイントがどこで、とくに来シーズンに向けてどんな選手を狙っているのかもまとめています。ぜひご覧になってください。
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