レアル・ソシエダの久保建英は、開幕節のジローナ戦で相手GKが反応できないシュートでネットを揺らし、今シーズン初ゴールを決めた。これはラ・リーガでは通算16点目。乾貴士の持つ日本人最多得点記録に並んでいる。

　ゴール以外にも、得意の仕掛けや余裕のあるキープを披露し、22歳にして貫禄すら感じさせるプレーを連発した。

　そんなプレーぶりを称えたのが、スペインの有力紙『Mundo Deportivo』だ。「クボは登り続ける」と題した記事で、「日本人は土曜日に乾に並んでリーグ得点王（16得点）となり、今週末は単独で王座の維持を目ざす」と伝えた。

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　同紙は「タケ・クボは成長し、感動を与え続けている。日本人は先週土曜日のジローナ戦で、初めての決定的プレーで今季初ゴールを決めた。これはラ・リーガにおける16ゴール目でもあり、乾が単独で持っていた１部リーグの日本人選手の歴史的記録に並ぶことを意味する」と報道。こう続けている。

「久保のパフォーマンスとプレーの仕方から、彼はピッチ上ではほぼベテランであると証明されている」

　リーガでは初めて、２シーズン連続で同じチームでプレーする久保。昨シーズン以上の無双ぶりが期待できるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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