レアル・マドリーのカスティージャ（Bチーム）に所属していた"ピピ"こと中井卓大は８月17日、スペイン３部ラージョ・マハダオンダへのレンタル移籍が決定した。契約期間は今シーズン終了までの１年間となっている。
　
　３部のチ―ム間の取引ながら、この移籍は現地でも注目されているようだ。スペインメディア『GOLSMEDIA』は、昨シーズン終盤に失速して、４部へ降格しそうだったマハダオンダのチーム状況に触れ、「マハダオンダは昨シーズンの数字を改善するために力を入れている。チームを大幅に刷新し、最後に到着したのがピピ・ナカイだった」と伝えている。

「彼は若くしてマドリー（カスティージャ）でデビューすることができた。この事実は彼がブロンズのカテゴリーで輝くことができる特別な選手であると証明している」

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　同メディアは、19歳に至宝について、「2003年生まれのMFは、UEFAユースリーグなどの公式の大会で優秀な成績を収めた。マドリーの考えは、カスティージャでは熾烈な競争があるが、ラージョ・マハダオンダでは出場時間が約束されるため、３部のクラブで成長を続けるというものだ」と主張。こう続けている。

「新しいクラブはすでに彼を歓迎し、彼の幸運を祈っており、レアル・マドリーもこのステージが彼にとって可能な限り実りあるものになることを願っている。ナカイの成長は、中盤でのクオリティ、フィジカルの発揮、自信を必要とするマハダオンダにとっても朗報となるだろう」

　昨シーズンはカスティージャで５分しか出場できなかったため、経験を積ませたいマドリーと中盤を強化したいマハダオンダの思惑が一致し、移籍が実現したようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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