「30歳。彼の夢なんだ…」シュツットガルト監督がリバプール移籍目前の遠藤航に熱きエール!「重要な場面には常にワタルがいた」

2023年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「嘆いてばかりいてもはじまらない。穴埋めはできる」

今シーズン最初の公式戦でゴールを叩き出した遠藤。コンディションは良好のようだ。(C)Getty Images

 リバプール(イングランド)への移籍が秒読み段階に入った。そんな日本代表MF遠藤航に向けて、所属するシュツットガルト(ドイツ)のセバスティアン・ヘーネス監督がエールを贈った。

 現地8月17日、シュツットガルトは公式X(旧ツイッター)でヘーネス監督が記者会見で発したコメントを紹介。そのなかで遠藤について触れ、「ワタルはクラブ(リバプール)との交渉のためにチームを離れた。メディカルチェックのためにイングランドに飛んだんだ。だから今日のトレーニングには参加していない」と話し、「彼はいま30歳にして、プレミアリーグのリバプールに加入するチャンスを手にした。彼の夢なんだ」と想いを込めた。

 さらに41歳のドイツ人指揮官は「クラブ収支の観点で言うなら、非常に良い取引だろう。一方でスポーツの観点で言えば、私はもちろんワクワクなどできない。ワタルはアスリートとしてもパーソナリティでもチームに重要な存在で、何をおいてもキャプテンだからね。ブンデスリーガの102試合で99試合に出場と、重要な場面には常に彼がいた」と本音を明かした。
 
 そして、「嘆いてばかりしてもはじまらないよ。彼がいなくなるのは本当に残念だけど、短期的な穴埋めはできると確信している。チームのスカッドは強力で問題はない。ただ長期的に見れば、後釜探しは重要になるだろうね」と語った。

 気になるリバプールが支払う移籍金について、ドイツ紙『BILD』はボーナスを含めて2500万ユーロ(約38億7500万円)と見立てた。「シュツットガルトにとっては抗えない提示額だ」と伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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