レアル・マドリーのカスティージャ（Bチーム）に所属していたMF中井卓大は８月16日、スペイン３部ラージョ・マハダオンダへの１年間のレンタル移籍が発表された。

　これを受けて、レアル・マドリーの専門サイト『RealMadryt』は「カスティージャでの失敗したシーズンの後、ナカイはラージョ・マハダオンダに移籍することになる。ラウール（・ゴンサレス監督）は事実上彼に全く賭けていなかったので、日本人は定期的にプレーするチャンスを探している」と伝えた。

「中井はアカデミーで努力を重ね、傑出した選手だった。彼のスキルがそれを可能にしたため、彼は通常、年上のプレーヤーとプレーした。17歳でフベニールA（U－19）のデビューを果たしたが、その後にキャリアは低迷し始めた」

「2021－22シーズンにはUEFAユースリーグでデビューを果たしたが、これらはほんのエピソードに過ぎなかった。カスティージャにも３度招集されたが、そこではピッチに立つことはなかった」

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　記事は、「昨夏にラウールはピピをカスティージャのチームに加える決断をしたが、その決定は受け入れられなかった。日本人は実質的に永久的に控え選手に変わった」とし、こう続けている。

「彼はシーズンを通してベンチから出たのはたったの２回だけだ。一度は４分間ピッチに立ったが、二度目はわずか１分だった。このような状況では、監督の信頼がない中で、レンタル移籍することが彼にとって最善の解決策であるように思われる」

　19歳の逸材は新天地で結果を残し、飛躍のきっかけを掴めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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