「代理人が僕に話をしたのは事実」なぜ久保建英はサウジの100億円オファーやイタリア王者の誘いを拒否したのか?「明確だった」

2023年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「代理人がコントロールしている」

今夏のオファーについて言及した久保。(C)Getty Images

 レアル・ソシエダの久保建英が、今夏の"誘い"を認めた。

 ソシエダ1年目の昨シーズンに9ゴール・4アシストと大ブレイクした日本代表MFには、セリエA王者のナポリが強い関心を持っていたほか、サウジアラビアの強豪アル・ヒラルが、メガオファーを出したとスペインの『AS』紙などが報じていた。

 スペインの大手紙『Mundo Deportivo』は8月15日、「クボが拒否したオファー」と題した記事を掲載。「ナポリやアル・ヒラルなどのチームが彼の獲得を狙ってきたが、彼はそれらのチームを除外して残留を決めた」と綴り、2シーズン連続の開幕戦ゴールを決めたジローナ戦の後のコメントを紹介している。

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「それ(オファー)は僕がコントロールしているのではなく、代理人がコントロールしているんだ。彼が僕にいくつかのことを話したのは事実だけど、僕は明確だった。4年間、夏にチームを探していたので休みたかった。この夏は自分の将来が決まっていたので、落ち着いていた」

 記事はアル・ヒラルからのオファーについて、税抜きで年俸1600万ユーロ(約14億8000万円)の4年契約だったと伝えている。総額は100億円近くになる計算だ。

 昨夏にレアル・ソシエダへ完全移籍するまで、レアル・マドリーに在籍していた久保は、レンタルでプレーするチームを毎年探す必要があった。サッカーのスタイルもフィットし、サポーターからも愛され、ようやく安住の地を得た22歳に、他チームからの誘惑は関心がなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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