「いつかは戻りたい。最高の監督になり…」ジェラードが野望、サウジ参戦の裏側を明かす!「気候は間違いなくタフ」

2023年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

イングランド2部行きを希望するも…

欧州を離れ、灼熱の中東で新たなスタートを切ったジェラード。(C)Getty Images

 今夏、アル・イテファクの監督に就任したスティーブン・ジェラードが、サウジアラビア参戦の裏側を明かした。英紙『Daily Mail』が8月14日付けで伝えている。

 現在43歳の元イングランド代表MFは、リバプールで長年活躍し、ロサンゼルス・ギャラクシーで現役を引退。その後、レンジャーズで監督キャリアをスタートさせ、2021年11月からはアストン・ビラで指揮を執るも、昨年10月に解任されていた。

 ジェラードは、一度はアル・イテファクからのオファーを断ったものの翻意。イングランド2部(『Daily Mail』は「リーズとレスターと思われる」と説明)行きを希望したが、移籍先候補から返事がなかったためのようだ。

「チャンピオンシップ・レベルでは他にもいくつか候補があったし、自分にとって正しいと信じる決断をしなければならなかった。そうこうしているうちに、これがテーブルの上の最高のオファーとなった」
【PHOTO】2023年夏に欧州で新たに就任した監督たちを一挙紹介!
 また、「いつかは戻りたい。最高の監督になり、最大のチャレンジに関わりたいという野心を持っている。ここで良い結果を残せば、より良いチャンスが得られると確信している」と野心を隠さないリバプールの英雄は、中東のタフな環境面にも触れた。

「気候は間違いなくタフでチャレンジングだ。サウジアラビアよりもヨーロッパの気候に慣れているから、適応しないと。ヨーロッパから加入した選手たちもそうだ。レンジャーズやビラでの経験と比べれば、少し違ったことをしなければならない。トレーニングにエネルギーを使い過ぎたくないから、短時間にして、選手たちの回復に本当に気を配る必要がある」

 名将の仲間入りを目ざすジェラードは、新天地で結果を残し、将来の選択肢を増やせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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