ブンデスリーガ11連覇中の絶対王者がまさかの惨敗を喫した。

　現地時間８月12日に開催されたドイツスーパーカップで、バイエルン・ミュンヘンはDFBポカールを制したRBライプツィヒと対戦。開始３分の失点を皮切りに、ダニ・オルモにハットトリックを許し、０－３で敗れた。

　クラブ公式サイトなどによれば、トーマス・トゥヘル監督は「残念だ。前半にチャンスを作りながら、逆に簡単な失点をしてしまった。調子や雰囲気とピッチで見るものとのギャップは大きい。親善試合でのフォーム、コンディションは、今日のプレーとは関係ない」とがっくり肩を落とした。
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　この一戦では、トッテナムから同日に加入したばかりのハリー・ケインが63分から出場した。しかし、新天地デビュー戦は散々な結果に終わり、指揮官は「彼に申し訳ない。我々は勢いを維持できなかった。彼のために十分なプレーができなかった」と謝罪したうえで、イングランド代表キャプテンへの絶大な信頼を明かした。

「スーパーヒーローになることを期待しているわけではない。私たちはただ、彼がありのままであることを期待している。一流のゴールゲッターであり、一流の人格者だ。私たちを大いに助けてくれるだろう。このようなパフォーマンスの繰り返しから抜け出すためには、まさに彼の姿勢が必要だ。彼は私たちから学ぶ必要はない。我々が彼から学ぶ必要がある」

　絶対エースを擁するバイエルンは、ブレーメンと戦う18日のブンデスリーガ開幕戦では、本来の姿を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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