2019年の湘南戦以来4年5か月ぶりのゴール。アシストも決めた東慶悟が京都戦で大活躍【FC東京】

2023年08月13日 サッカーダイジェスト編集部

「僕は常に確率を意識してプレーしている」

トップ下でボールを引き出し、様々な局面に絡んだ東(10番)。結果として1ゴール・1アシストとチームの勝利に大きく貢献した。写真:福冨倖希

[J1第23節]東京2−0京都/8月12日/味の素スタジアム

 J1リーグ11位のFC東京は8月12日、味の素スタジアムで15位の京都サンガF.C.と対戦。第18節から東京を率いるピーター・クラモフスキー監督の下で2−0と、新体制になってから4度目の白星を掴んだ。

 この日の主役は、1ゴール・1アシストと存在感を示した東慶悟だ。

 36分、白井康介のクロスが相手に当たってこぼれたボールに反応。そこからシュートに持ち込まず、冷静にパスに切り替えて渡邊凌磨のゴールを演出した。

 そして58分、長友佑都からのロングパスをエンリケ・トレヴィザンがヘッドでゴール前に流すと、そのボールに反応した東が絶妙な胸トラップから会心のボレーシュートでゴールネットを揺らした。これはリーグ戦に限れば、実に2019年3月2日の湘南戦以来となる4年5か月ぶりのゴールとなった。
 
 東は試合後のミックスゾーンで、アシストしたシーンについてフォア・ザ・チームの精神を示した。

「僕は常に確率を意識してプレーしているので、あそこで僕が打つよりも凌磨に出した方がゴールの確率が高いと思ったので、そこを一瞬で判断出来たのは良かったと思います」

 また得点については、「久々のゴールでしたけど落ち着いていました。練習の成果だと思います」と手応えを感じつつ、「次はもっと短いスパンで決めれるように頑張ります」と意気込みも口にした。

 天皇杯を除けばクラモフスキー監督体制で6戦4勝と流れに乗るFC東京。トップ下で起用された背番号10がチームをさらなる上昇気流に乗せるかもしれない。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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