日本サッカー協会（JFA）は８月10日、公式YouTubeチャンネルにて、女子ワールドカップの舞台裏動画を公開。そのなかで、なでしこジャパンのMF杉田妃和が準々決勝スウェーデン戦への意気込みを語った。

　開幕３連勝でグループステージを首位で突破した日本は、決勝トーナメント１回戦でノルウェーを３－１で撃破。ベスト８へ駒を進めた。

　次なる相手は、FIFAランキングでは日本の11位に対して３位と格上のスウェーデン。強敵との一戦を前に杉田は、「４試合やってきて日本の周りの評価もすごく高いですし、（相手は）しっかり分析してくる」と警戒した。

「スタートの入りは今まで以上に大事になってくると思うし、そこにアクセントを加えてくる選手も絶対に必要になってくる。そういう意味では、本当に全員がスウェーデンという相手に向かって、今まで以上に全力でぶつかる気持ちで挑まないといけないのかなという感じがします」
【動画】スウェーデン戦に向けたなでしこJの舞台裏

　続けて、現地や日本で応援してくれるファンに魅力あるサッカーを届けたいと意気込んだ。

「サッカー経験者が見るのと、サッカーをやっていない人が見るのでは見方が違うと思うんですけど、一生懸命やっている姿だったり、その戦っている姿というのは、誰もが応援したくなると思う。

　いままでの４戦、そういう姿をしっかり出してきていたと思う。さらに、ここで勝つと負けるとでは世界が違うと思うから、そういう姿を見てもらうためにも、気を引き締めた練習をして、しっかり戦っている姿を生でもテレビでも味わってもらえたらいいなと思います」

　４強入りをかけたスウェーデン戦は、日本時間11日の16時30分キックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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