【C大阪/新体制】エースナンバー「8」は再び柿谷。ドイツ帰りの丸岡は清武、南野が付けた「13」に

2016年01月18日 サッカーダイジェスト編集部

1年半ぶり復帰の柿谷も「チームの中心でやる覚悟」。J2屈指の陣容が揃う。

前列左から大熊清監督、ブルーノ・メゲネウ、リカルド・サントス、柿谷曜一朗、杉本健勇、丸岡満、清原翔平、山村和也、玉田稔代表取締役。後列左からソウザ、松田陸、澤上竜二、木本恭生、庄司朋乃也、岸本武流。写真:徳原隆元

 C大阪は新シーズンを始動させた1月17日、チーム始動記者会見を実施した。バーゼル(スイス)から1年半ぶりに完全移籍で復帰した柿谷曜一朗をはじめ、新戦力の13選手が、大熊清監督兼チーム統括部フットボールオペレーショングループ部長、玉田稔代表取締役とともに出席した。
 
「これだけの実力、メンタルを持った(新加入)選手がいるというのは、非常に心強く思っている」と、自らも強化に携わった大熊監督は、戦力補強には自信を示す。そのうえで、「サッカーはひとりの力だけでやるものではないので、競争と結束をしっかり持って、かつ、同じ方向を持ち続けて、1試合1試合皆さんのご支援をいただきながら戦って、必ず1年でJ1に昇格したい」と、昨シーズンの反省も踏まえて、目標達成に向けて気を引き締めていた。
 
 また、再びC大阪のエースナンバーである8番を身にまとうことになった柿谷は、「この番号(8番)をつけてプレーするにあたって、チームの中心としてやらないといけないと思っているし、やる覚悟もある」と決意表明。「1年半、海外でのサッカーを経験して、自分も本当にいろいろなことを学んだ。その経験を、このチームに最大限出せるようにしたい」と抱負を述べていた。
 
 会見に際して、今季の背番号も発表。ドルトムントで2シーズンの間プレーし、C大阪トップチームでは初めてピッチに立つことになる丸岡満は、清武弘嗣、南野拓実もまとっていた13番になり、川崎から復帰した杉本健勇は9番、山口蛍が付けていた6番は、新加入のブラジル人MFソウザが背負うことになった。
 
 ちなみに、会見に先立って行なわれたクラブコンセプトの発表では、"SAKURA SPECTACLE ~閃け。輝け。咲き誇れ。~という今季のクラブスローガンも公表された。今季から新設するU-23チームがJ3での戦いもスタートさせ、育成型クラブとしての強化もさらに打ち出すC大阪。J2屈指の陣容を揃えるなか、その実力を今度こそしっかり発揮できるか。新シーズンも、注目の的になることは間違いなさそうだ。

2016年メンバーリスト
★=新加入選手
Pos. No. 名前
GK 1 武田博行
21 キム・ジンヒョン
27 丹野研太
DF 2 扇原貴宏
3 茂庭照幸
4 藤本康太
5 田中裕介
15 松田 陸★
16 小谷祐喜
22 中澤聡太
23 山下達也
24 山村和也★
28 温井駿斗
33 椋原健太
37 池田樹雷人
39 庄司朋乃也★
MF 6 ソウザ★
7 関口訓充
8 柿谷曜一朗★
13 丸岡 満★
14 丸橋祐介
17 酒本憲幸
18 清原翔平★
25 小暮大器
26 秋山大地
30 木本恭生★
31 橋本英郎
34 阪本将基
35 沖野将基
36 米澤令衣
38 西本雅崇
FW 9 杉本健勇★
10 ブルーノ・メネゲウ★
11 リカルド・サントス★
19 田代有三
20 玉田圭司
29 澤上竜二★
40 岸本武流★
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