８月５日に開催された女子ワールドカップのラウンド16で、なでしこジャパンはノルウェー代表と対戦。３－１で難敵を退け、ベスト８に駒を進めた。

　宮澤ひなたのクロスが誘発したオウンゴールで15分に先制した日本は、20分に追いつかれたものの、50分に清水梨紗のゴールで勝ち越しに成功。81分には、カウンターから絶好調の宮澤は決めて、勝負を決めた。

　欧州の強豪撃破に驚嘆したのが中国のメディアだ。ポータルサイト『捜狐』は、「日本が３－１でベスト８進出！伝統的な欧州の強豪国の敗退、中国女子サッカーファンが羨望の声」と題した記事を掲載、次のように綴った。

「はっきり言ってこのゲームは予測不能だった。グループステージC組の首位争いで、スペインが０－４で日本に敗れ、首位の座を明け渡すとは誰が想像しただろうか。スペインはグループA首位のスイスと対戦する形となり、２位のノルウェーを避けた。なぜなら、スペインはスイスがノルウェーよりもはるかに力がないことを知っていたからだ。案の定、ラウンド16でスペインが５－１でスイスに勝利した」

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　記事は「日本はグループステージを無失点で３連勝し、決勝トーナメントの厳しさをものともせずに勝ち進んだ」とし、こう続けている。

「中国女子代表は羨ましいか？ アジアの光、日本の女子は本当に強い。昨年のアジアカップでは決勝には進出できなかったが、それでも世界の舞台では強い。中国女子はアジアカップの新チャンピオンとなったが、ワールドカップでは非常に難しい」

　さらに、「『日本の女子は男子と同じくらい強い』と率直に言う人もいる。 試合後の統計では、日本はシュート16本、枠内シュート４本を記録し、ボール支配率は60％に達した。ノルウェーは伝統的な欧州の強豪国だが、シュート８本、枠内シュート３本と日本を前に消極的だった」と綴っている。

　日本の快進撃は世界に衝撃を与えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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