中国代表戦士の"殺人タックル"が話題となっている。

　８月４日に開催された中国スーパーリーグの第20節で、上海上港は天津金門とホームで対戦。２ー１で勝利した。

　この試合で、危険なタックルを見舞ったのが"中国のセルヒオ・ラモス"こと上海上港のDFジャン・リンポンだった。

　34歳の中国代表DFは１－１で迎えた21分、真横から相手選手に跳び蹴りのようにものすごい勢いでタックルを仕掛け、負傷退場に追い込んだ。中国メディア『直播吧』によれば、食らった選手は左足首を骨折し、今シーズン絶望の可能性が高いという。

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　物議を醸しているのは、悪質なタックルもさることながら、これが一発退場ではなく、イエローカード止まりだった点だ。

　判定に対しては、ファンから「明らかにレッドカードだろ」「イエロー？ 中国サッカーは本当に闇が深い」「重大な誤審だ」「VARは何をやっていたんだ？」「なぜ我が国のサッカーのレベルが低いのかが分かった」といった不満の声が上がった。

　また、ジャン・リンポンは、「骨折させようが気にしない奴だ」「プロとは思えない」「この年齢になっても、まだ自分を抑える方法を知らない」「無知で無謀な男」といった辛辣な批判を浴びている。

　病院送りにするような悪質なファウルで、イエロー止まりというジャッジに納得がいかないファンが少なくないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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