「警戒されてこそ何ができるか」女子W杯で得点ランクトップの宮澤ひなたがノルウェー戦に意気軒昂!「自分自身も楽しみ」

2023年08月04日 渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

アメリカやニュージーランドのメディアも視察

ザンビア戦に続き、スペイン戦でも2ゴールを決めた宮澤。(C)Getty Images

 女子ワールドカップを戦うなでしこジャパンは、8月5日に開催されるラウンド16でノルウェーと対戦する。

 日本は、ザンビア(5-0)、コスタリカ(2-0)、スペイン(4-0)を下し、グループステージを3戦全勝で1位通過。11得点、無失点と抜群の戦績を残し、一躍注目のチームとなった。

 そんななでしこの中でひと際輝いているのが宮澤ひなただ。ノックアウトステージ進出16チームが出揃った時点で4ゴールを挙げ、得点ランキングトップを走る。

 試合前日の練習時にもアメリカや開催国のニュージーランドのメディアなどが取材に訪れ、日本の取材陣に「どれがヒナタ・ミヤザワか?」「何か情報はないか?」と確認する一幕もあった。
【動画】宮澤ひなたのスペイン戦2ゴールをチェック!
 衆目を集めるアッタカーは「素直に見て頂けているのは嬉しい」とし、こうコメントした。

「警戒されてこそ何ができるかが今後必要だと思う。逆に注目されて自分にマークが集まれば、逆サイドの味方が空く。スペイン戦を見ていたらスピードを生かしたプレーだったかもしれないですが、逆手に取って、足下のプレーで味方を生かしたり。警戒されている時こそ何ができるか自分自身も楽しみです。

 (ノルウェーは)スピードもある相手ですが、一瞬の駆け引きやタイミングで抜け出すシーンや、ドリブルで運ぶシーンだったり、そういうチャンスも増えてくると思う。(注目されて)素直に嬉しい気持ちと、相手が気にしてくれているところをどう掻い潜れるか楽しみながらやりたい」

 ノックアウトステージではこれまで以上に1点の重みが増す。少ないチャンスでしっかりと結果を残してきた宮澤の決定力が、さらに重要となる。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト特派)

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