【大宮】サイドのスペシャリスト沼田と抜群の決定力を備える江坂を直撃!

2016年01月17日 古田土恵介(サッカーダイジェスト)

「しっかりと試合に出て、チームの勝利に貢献したい」(沼田)

左右のSBに加えてサイドハーフもこなせる沼田は、大宮では左SBとしての起用が濃厚。高精度写真の左足でボランチの和田や大屋がこなすポジションを奪い取りたい。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 至上命題であった1年でのJ1復帰を果たした大宮が1月16日、クラブハウス・オレンジキューブで2016年の新体制発表会見を行なった。
 
 サッカーダイジェストでは、それに合わせて新加入選手のショートインタビューを実施。今回は、高精度の左足と高い攻撃力を武器にする沼田圭悟選手(讃岐から移籍)と、昨季のJ2でルーキーながら13得点と爆発した江坂任選手(群馬から移籍)の言葉をお届けしよう。
 
沼田圭悟(DF
 
――まずは新シーズンに新チームで戦うことへの意気込みを聞かせてください。
 
 J1の舞台なので気合いも入りますし、「どれだけ自分が通用するのか」という部分でも挑戦の年。しっかりと試合に出て、チームの勝利に貢献したい。大宮は前に上手い選手が揃っているので、きちんとボールを預けてって形をやっていければと思います。
 
 得意としているのはガツガツした泥臭いプレーです。球際の強さやゴール前で身体を張るというのは讃岐で学んできたので、それを発揮したい。試合に出るには、チーム内の競争で勝たなければいけません。普段の練習で、自分の良さをどんどんアピールしていきますよ。
 
――先だって行なわれた会見で「得点を狙いたい」と話していましたね。
 
 得点の取れるSBを目指しているんで(笑)。毎年、「目標は10ゴール・10アシスト」と言っていますが、かなり難易度は高いですよね。なので、とりあえず5ゴールは取りたい。そこを最低ラインにして、10ゴールを目指したいです。
 
――松本強化本部長は「左SBとして獲得した」と言っていました。
 
 正直、試合に出られるならどのポジションでもいいです。昔はSBへのこだわりが強かったんですけど、讃岐でいろいろなポジションをやらせてもらって、新たな楽しみを感じました。サイドハーフの時はどんどんゴール前に侵入していましたが、SBではまず守備をしっかりとやらなきゃいけない。そのなかでチャンスを見つけ、ゴール前に入っていきたいと思います。
 
 さっきも言いましたが、理想形は得点の取れるSB。(レアル・マドリーに所属しているブラジル代表の)マルセロみたいなタイプを目指しています。

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