リサンドロ・マルティネスが、アンドレ・オナナのハリー・マグワイア一喝に見解を示した。英メディア『SPORT BIBLE』が報じている。

　ちょっとした問題が起こったのは７月30日、ドルトムントとのプレシーズンマッチ（２－３）の最中だ。今夏にマンチェスター・ユナイテッドに加入した守護神は、ピンチを招く原因を作った元キャプテンに、かなり激しい口調で詰め寄ったのである。

「必要なアクション」として好意的に捉える声が少なくないが、ガブリエル・アグボンラホール氏の考えは違った。「マグワイアは何も間違っていない。彼はミッドフィルダーにボールを渡した。受けたそいつがボールを失ったんだ。マグワイアは格好の標的のような気がする。マルティネスにそんな真似をするのか？」とイングランド代表の後輩を擁護したのだ。

　一方、ユナイテッドで共に戦うマルティネスは、元カメルーン代表GKの情熱に好感を抱いているようで、こう語った。
【動画】元主将マグワイアに詰め寄る！オナナ怒りの一部始終をチェック

「そのほうがいい。集中していれば、チームメイトとも戦える。全員が本当にシャープでないと。結局、何も起こらなかった。これもフットボールの一部だ。オナナは大きな個性を持ち、プレッシャーに対応できる。彼はとてもポジティブだし、リーダーでもあるね。それがマンチェスター・ユナイテッドのスタイルだ」

　アルゼンチン代表DFはまた、マグワイアがキャプテンを剥奪された件にも言及。エリク・テン・ハーフ監督の決断を支持すると伝えた。

「監督の決断であり、僕らはそれを尊重しなければならない。彼はボスだ。（新キャプテンの）ブルーノ（・フェルナンデス）は良いリーダーだし、良い人間でもある。彼はドレッシングルームで本当にポジティブだし、キャプテンに値すると思う」

　来たる新シーズン、ユナイテッドは"何でも言い合える集団"として、11年越しの覇権奪回を果たせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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