圧倒的な強さだ。

　なでしこジャパンは７月31日、女子ワールドカップのグループステージ第３戦でスペインと対戦し、４－０の完勝。GS３連勝で首位通過を果たした。

　相手にボールを持たれる内容だったが、前半だけで３得点。池田太監督は「粘り強く守備というところはありましたけど、カウンターで上手くスペースを使えたのは本当に良かった」と振り返る。

　この試合を迎える時点で、日本もスペインも連勝でラウンド16を決めていた。相手がどういう出方をしてくるか。そこは１つポイントだったが、指揮官は「まずは我々がやってきたことをしっかりと出していこう、と。守備のコンパクトさとか、そういった積み上げたものを出していこうと話していました」と明かす。
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　攻守に隙を見せず、欧州の実力国を一蹴。「選手たちも粘って、こういう戦い方、勝ち方ができたのは自信になる」と称える。

　次は一発勝負のノックアウトステージ。ラウンド16の相手はノルウェーだ。池田監督は「別の戦い方というか、別の大会じゃないですけど、厳しい戦いになるので、しっかり準備したい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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