なでしこジャパンは７月31日、女子ワールドカップのグループステージ第３戦でスペインと対戦している。
【動画】宮澤ひなた、驚異の決定力で２ゴール！
　日本のスタメンは以下のとおり。システムは３－４－２－１で、GKは山下杏也加、３バックは右から高橋はな、熊谷紗希、南萌華、ダブルボランチは長野風花と林穂之香、ウイングバックは右に清水梨紗、左に遠藤純、２シャドーは猶本光と宮澤ひなた、１トップは植木理子というラインナップだ。

　立ち上がりから相手にボールを持たれた日本。自陣に押し込まれる時間が続くが、コンパクトな陣形を保ち、球際でも激しく対応してピンチの芽を摘んでいく。

　やや劣勢を強いられていた日本だが、先にスコアボードを動かす。12分、左サイドでパスを受けた遠藤が斜めのロングパスを入れる。走り出した宮澤が追いつくと、正確にコースを突いたシュートを流し込んだ。
【PHOTO】長谷川唯のダブルピース、猶本光の決めカット、熊谷紗希のキラキラネイル...なでしこジャパンFIFA公式ポートレートギャラリー

　リードを得たあとも、ポゼッションで後手に回る日本だが、守備の集中は切れない。堅いディフェンスをベースに、ボールを奪えばシンプルかつスピーディな攻撃を繰り出す。

　そして29分、追加点を奪う。宮澤のパスから植木がエリア内に侵入して右足を振る。シュートはブロックを試みる相手に当たってディフレクションも、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。

　40分には植木のお膳立てから宮澤がこの日、２点目を突き刺す。圧倒的な決定力を見せつけた日本が３－０で前半を終える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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