【J1・J2移籍動向】DF鈴木大輔が柏を退団。新天地はスペインか。主力3選手を失った柏は、補強に動く可能性も

2016年01月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「新しい環境で新しい挑戦がしたいと思う気持ちが強くこの決断に至りました」(鈴木)

鋭い読みと対人の強さを備えた鈴木。2012年のロンドン五輪では、吉田麻也とコンビを組み、不動のCBとして活躍した。(C)SOCCER DIGEST

 J1の柏が15日、CB鈴木大輔(25歳)の退団を発表した。鈴木はベスト4に輝いたロンドン五輪の翌年、13年に新潟から柏に移籍。以降、柏で3シーズンに渡ってレギュラーとして活躍し、日本代表でも2試合に出場した。

 鈴木はかねてより欧州挑戦の意向を示しており、昨年からスペイン1部のラージョ・バジェカーノへの移籍が噂されていた。1月15日時点でクラブからの公式発表はないものの、欧州に戦いの場を移す可能性が高そうだ。本人も、柏の公式HPを通して「新しい環境で新しい挑戦がしたいと思う気持ちが強くこの決断に至りました」とコメントしている。
 
 一方、柏はDFの選手層に不安を抱えることになった。柏はすでに近藤直也(32歳)とキム・チャンス(30歳)を放出しており、今回の鈴木も含めてレギュラークラスのDF3人を失っている。
 
 CBの新戦力として仙台から鎌田次郎(30歳)を、SBには流通経済大の湯澤聖人(22歳)を獲得しているものの、経験豊富な3選手を失ったダメージは大きい。今後、穴を埋めるなんらかの補強があるかもしれない。

 1月15日時点での各クラブの移籍動向はこちら→【J1・J2移籍動向】最新移籍リスト
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