最もインパクトに残ったのは?川崎の選手たちが口々に挙げたバイエルンのふたり

2023年07月30日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「ベンチから見ていても脅威だった」

試合はバイエルンが川崎に1-0で勝利。ムシアラ(写真左)やキミッヒらが存在感を示した。(C)SOCCER DIGEST

 0-1で敗れたバイエルン戦、川崎の多くの選手たちが、印象に残ったと口にしたプレーヤーがふたりいた。

 まずは2列目で先発し、前半の45分間をプレーしたジャマル・ムシアラだ。

 昨年末のカタール・ワールドカップの日本戦でも先発したドイツ代表の20歳は、ボールを待ち運ぶ能力が秀逸で、川崎の選手からのプレッシャーを受けても巧みなトラップやターンで前を向いて仕掛ける。

「ゴールに向かう姿勢がめちゃくちゃすごいなと思いました。ベンチから見ていても脅威を感じました」とMF名願斗哉が語れば、MF大関友翔も「何気なくボールを置く位置が凄かったですし、ボールを隠すプレーは真似したい」と語る。
 
 また、バイエルンのキャプテン、ヨシュア・キミッヒもやはり、川崎の面々にインパクトを与えたようだ。

 川崎のキャプテンである橘田健人は「やっぱり落ち着いていますし、ゲームをコントロールしているなと近くにいて感じました」と話し、再び大関は「いつでも縦に刺せるようなボールの持ち方。そして出さないんだけどいつでも出せるような振る舞いは凄かった」と口にする。

 ムシアラとキミッヒ、ドイツ代表のふたりは、日本のピッチでも能力の高さを示したと言えるのだろう。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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