昨年の12月、マンチェスター・ユナイテッドとの契約を解除したクリスティアーノ・ロナウドのアル・ナスル加入は、サッカー界に衝撃を与えた。

　そして、その半年後、カリム・ベンゼマ、エヌゴロ・カンテ、ロベルト・フィルミーノ、カリドゥ・クリバリら、ビッグネームが後を追うようにサウジアラビアへ。今夏の移籍市場の話題をさらっている。

　７月27日にヤンマースタジアム長居スタジアムで行われたアル・ナスル対インテルでは、C・ロナウドのほか、昨シーズンまで後者の主力だったマルセロ・ブロゾビッチ、RCランスで昨季にリーグ・アンのベスト11に輝いた28歳のセコ・フォファナらが前者の一員としてプレーした。

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「ロナウドや同僚だったブロゾビッチがサウジアラビアへ行ったのをどう思うか？」

　試合後、共闘はしていないものの、かつてC・ロナウドの古巣であるマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたインテルのイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンに、質問をぶつけてみた。

　33歳のベテランは一言、こう答えている。

「彼らは自分の選択をしたまでさ。優秀な選手だったから、今日も目立っていたよね」

　欧州からサウジへの選手の流出は今後も増えて行くだろう。パリ・サンジェルマン（０－０）、インテル（１－１）と引き分けた２試合を見て、ますますそう感じた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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