「終わる前に私の方から言わせていただきたい」アル・ナスル指揮官がどうしても日本に伝えたかったこと

2023年07月28日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「どれをとっても素晴らしいの一言でした」

日本のおもてなしに感謝を伝えたカストロ監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 クリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスルは7月27日、昨シーズンのチャンピオンズリーグで準優勝したインテルと、ヤンマースタジアム長居で対戦した。

 サウジアラビアの強豪は、23分にアブドゥルラーマン・ガリーブが幸先よく先制点を奪うも、44分にダビデ・フラッテージに被弾。追いつかれて迎えた後半は耐える時間が続いたが、欧州の強敵に勝ち越し点は許さず。

 1―1でタイムアップを迎え、2日前のパリ・サンジェルマン戦(0-0)に続き、ドローで終えた。
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 試合後、ルイス・カストロ監督は記者会見で、日本での2試合を総括。そして最後には、「終わる前にちょっと私の方から言わせていただきたい」と切り出し、おもてなしへの感謝を伝えた。

「まず、我々をここまで温かく迎え入れてくれた日本、そして大阪に心から感謝の意を示したいと思います。特に大阪ですね。ファンのおもてなし、サッカー愛、選手や私どもに対するリスペクト、どれをとっても素晴らしいの一言でした。本当に心からの感謝を捧げたいと思います。アリガトウ」

 今夏からアル・ナスルを率いるポルトガル人指揮官は、小さくない愛情を受けた日本を去る。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部) 

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