「正直自信を失っていた」サブ降格に怪我…冨安健洋が失意のアーセナル2年目を回想。巻き返しへ決意「どのポジションでもいい」

2023年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今は、身体だけでなく頭も良い感じ」

アーセナル3年目に臨む冨安。(C)Getty Images

 冨安健洋が新シーズンへの意気込みを示した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 24歳の日本代表DFはアーセナル加入2年目の昨季、ベン・ホワイトに右SBのポジションを奪われたうえ、3月に行なわれたヨーロッパリーグのスポルティング戦で右膝を負傷。チームは終盤まで優勝争いを続け、2位に入った一方で、個人的にはかなり不満足な結果に終わった。

 今夏にはユリアン・ティンベルが加わり、DFの競争がより激しくなるなか、冨安は「僕にとっては難しい時期だった。ベン・ホワイトはとてもよくやっていたし、正直言って自信を失っていた。怪我をしていた4か月の間に色々考えた」と明かす。

「怪我やミスから学ぶ必要がある。良い時も悪い時もあるけれど、悪い時から多くを学ばないと。今は、身体だけでなく頭も良い感じで、全てポジティブだ」
【画像】縦にズラリ!アーセナルの豪華集合写真をチェック!
「ティンバー獲得で、自分がベンチに置かれる可能性」を問われた際には、「僕にできるのは、ピッチで自分の価値を証明することだけ」と答えた冨安は、さらにこうも伝えた。

「トレーニングのレベルは、昨シーズンよりもずっと上がっている。これはチームにとっても、僕にとっても良い話だ。より良い選手になりたければ、競争的な環境でより良い選手とプレーする必要がある。

 ピッチに立ちたい。できる限りプレーしてチームを助けたい。どのポジションでもいい。監督とは話していないから分からない。ただチームを助けたいんだ」

 CBと左右のSBを率なくこなす日本の守備職人は、イングランドきっての名門で定位置を取り戻せるか。チャンピオンズリーグも控えるアーセナル3年目の戦いに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「ひどいマネジメント」冨安健洋の左SB起用をアーセナルサポが疑問視!「ティアニーはアルテタに何かしたのか?」

「戦士感醸し出す冨安とサリバ」「ライス幸せそう」超豪華!アーセナルの渡米直前写真が話題!サウジ行き噂のトーマスは…

「言っていいか分からないですけど...」久保建英が森保ジャパンのコーチになって欲しかった元代表戦士は? 本人は「危ない、危ない。書かれるやつだ」

次ページ【画像】アーセナルの豪華集合写真をチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事