【欧州冬のメルカート】現地1月13日に決定した主な移籍|本田の元同僚V・ラブがモナコ加入! ディアマンティはアタランタ、スニガはボローニャへ

2016年01月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

V・ラブは貧打に喘ぐモナコを救えるか?


■ヴァグネル・ラブ
・31歳/FW/元ブラジル代表
・コリンチャンス→モナコ(完全移籍)
・移籍金:100万ユーロ(約1億4000万円)
 かつてCSKAモスクワで長くエースに君臨した点取り屋が、中国とブラジルを経由して2年半ぶりの欧州復帰。CFのギド・カリージョやラシナ・トラオーレがチャンスを逃し続け、ここまで20試合で27得点と貧打に喘ぐモナコにとっては、願ってもない補強だ。本人は「偉大なクラブに加入できて幸せと誇りを感じている。目標達成のために自分の経験を還元したい」と意気込む。
 


■アレッサンドロ・ディマンティ
・32歳/FW/元イタリア代表
・ワトフォード→アタランタ(広州恒大からの半年レンタル)
 1月1日に崩しを担っていたマキシミリアーノ・モラレスをクラブ・レオン(メキシコ)に売却し、後釜となる右ウイングを探していたアタランタが白羽の矢を立てたのは、夏に新天地を求めたワトフォードで65分間の出場と不遇をかこっていたファンタジスタ。保有権を持つ広州恒大から半年契約で借り受けた。組織的な堅守速攻スタイルの中に、このレフティーの創造性をいかに落とし込むか。注目だ。


 
■ファン・カミーロ・スニガ
・30歳/DF/コロンビア代表
・ナポリ→ボローニャ(半年レンタル)
 数年前はメガクラブ行きも噂された左右兼用のパワフルな攻撃的SBだが、ここ2年は怪我に苦しみ、今シーズンのナポリでは戦力外扱いとなりここまで出場ゼロ。320万ユーロ(約4億5000万円)という高年俸を少しでも軽減したいナポリは、ボローニャへのレンタル放出に踏み切った。経験豊富で実力は折り紙付きだけに、心身のコンディションを取り戻せれば、残留を目指すクラブにとっては貴重な戦力になるはずだ。
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