横浜FCのコーチを務める中村俊輔が、古巣セルティックのインタビューに応じた。

　スコットランドの名門は今夏にジャパンツアーを実施。７月19日に横浜F・マリノス、同22日にガンバ大阪と対戦する。

　俊輔は「日本のファンの方にとっても、すごく楽しみなゲームだと思いますし、日本の小さい子どもたちのためにも、夢と希望を与えるようなゲームになれば」と語る。

　日本人選手５人を擁するセルティックは昨季、国内３冠を達成。MVP＆得点王に輝いた古橋亨梧をはじめ、前田大然、旗手怜央、岩田智輝、小林友希らが印象的な活躍でチームに貢献した。
【動画】セルティック公開、中村俊輔の独占インタビュー

「僕なんかより、今の選手が凄いインパクトを残してくれていると思いますし、さらに、日本の知名度もそうですけど、僕を思い出してもらえる、そういうことが多くなったので、非常に感謝しています」

　セルティックで"サムライたち"は間違いなく、重要戦力として見られている。俊輔は「日本人選手が同じチームに多いからといって、逆にプレッシャーになることもある」とも考えるが、「みんな良いプレーをしていると思うので、このまま続けてほしい」と願う。

　真夏の日本で行なわれる今回の２連戦。俊輔は「暑くて、非常に難しいゲームになると思うんですけど、Jリーグのチームのハードワークだったり、アジリティのところだったり、そういう部分が見れて、セルティックにも良い影響を与えられると思うので、良いゲームになればなと思います」と期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【関連記事】「今思えばキックだけしかアピールできなかった」セルティック所属日本人５選手とのトークショーで、中村俊輔が伝説のFKを回想

【関連記事】「次のステップに行ってほしい」レジェンド中村俊輔、古橋亨梧らセルティック後輩のキャリアアップに期待！活躍は「純粋に嬉しい」

【関連記事】前田大然vs宮市亮！韋駄天対決を前に互いの印象を語る「僕が見てきたなかで１番速い」「ほっといたら３日スプリントしてる」