昨シーズンのオーストリアリーグで躍動したLASKのMF中村敬斗は、移籍市場の注目銘柄のひとつとなっているようだ。

　米大手メディアの『ESPN』は７月16日、今夏の移籍市場に関する特集記事を掲載。その中で、「クラブが最小限の移籍金で獲得できる可能性のある６人の選手」を紹介し、そのひとりに中村をピックアップしている。

「この日本のウインガーは、オーストリアのLASKで素晴らしいシーズンを送ったのを背景に多くの関心を集めている。彼は先月、日本代表として２度目の出場で初ゴールを決めた。決定力と創造力（昨シーズンにLASKで14ゴール・７アシスト）を備えた、モダンでかなり完成度の高いワイドプレイメーカーとだ」

【動画】久保の股抜きパスから中村が代表初得点

　同メディアは「ナカムラはものすごく速いわけではないが、オフ・ザ・ボールの動きにより、いいタイミングでボックス内に走り込んでチャンスを作り、落ち着いてフィニッシュする」と称賛。こう賛辞を続けている。

「技術的に才能があり、繊細なタッチに恵まれた彼は、上手にボールを前に運び、チームメイトを見つけて、ディフェンスラインの背後にパスを出すのにも優れている」

　なお、中村の他には、ゼキ・アムドゥニ（バーゼル）、モハメド・カバ（ヴァランシエンヌ）、アルトゥール・ヴェルメーレン（アントワープ）、アラン・バレラ（ボカ）、ジャンルカ プレスティアーニ（ベレス）の５人を取り上げている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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