新シーズンに向けて、マンチェスター・ユナイテッドは、GKが大きく入れ替わりそうだ。長らくチームを支えたダビド・デ・ヘアが退団し、インテルのアンドレ・オナナの獲得が迫っている。
 
　そのなかで注目を集めるのが、浦和レッズの鈴木彩艶だ。ユナイテッドが関心を示しているようで、マーケットに詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者は、「バックアップの一人として考えており、現在は選手側と交渉を行なっている」と伝えている。
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　オナナ加入となれば正GKは彼が最有力候補で、鈴木はまず控えの座を目ざすことになるだろう。ただ、鈴木と争うことになるかもしれないGKも、ことごとく移籍の噂が絶えない。

　地元メディア『Stretty News』によれば、ディーン・ヘンダーソンは退団を希望して、クラブを離れる可能性が高い。さらに37歳のトム・ヒートンには、ルートン・タウンなどプレミアリーグの複数クラブからオファーがあるようだ。

　さらに、2022-23シーズンはユナイテッドからスパルタ・プラハに期限付き移籍中だったマチェイ・コバールも、同クラブがレンタル期間を延長したいと考えている。

　今後もGKの補強は動きがありそうだが、現状の噂がすべて実現すれば、鈴木とオナナで先発を争うことに――そんな状況もあり得るかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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