昨シーズンに５位に終わり、チャンピオンズリーグ出場権を逃したリバプールは、復権目ざして刷新が求められている。

　そんななか、補強ターゲットに日本人が挙がっているようだ。フランスメディア『FOOT MERCATO』は７月16日、「リバプールの信じられないほど危険な変革が形になりつつある」と題した記事を掲載。次のように伝えた。

「昨季のプレミアリーグで５位に終わったリバプールは、この夏に猛攻を掛けたいと考えていた。移籍市場で積極的に活動しているレッズは、歴史に名を残した重鎮数名を手放すという思い切った選択をすることも決定した。ユルゲン・クロップ監督が主導する変革は全速力で進んでいる」

【動画】久保の股抜きパスから中村が代表初得点

　同メディアは「ジョーダン・ヘンダーソンの代役としてドミニク・ソボスライに7000万ユーロ以上を投じて、レッズの変革は続いた」と綴り、こう報じている。

「以来、ヴィクター・オシメーン（ナポリ）、フェデリコ・キエーザ（ユベントス）、ケイト・ナカムラ（LASK）といったアタッカーだけでなく、中盤ではガブリ・ベイガ（セルタ）、クアディオ・コネ（ボルシアMG）、ケプラン・テュラム（ニース）に多かれ少なかれ具体的な関心を寄せ、多くのリードを保って移籍市場の第２フェーズに入った。（動きが）目立っているのはMFのロメオ・ラビア（サウサンプトン）ただ一人だ」

　オーストリアで14ゴール・７アシストと躍動した日本代表MFの中村敬斗は、セリエAを制したナポリのエースや、ユーベのイタリア代表アタッカーとともに名門リバプールの具体的なターゲットになっているようだ。

　リーグ・アンのリールが有力な移籍先とも取り沙汰されるなか、22歳の上昇株はどこにステップアップを果たすのか。大いに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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