ベルギー１部のモレンベークに完全移籍する安部柊斗だが、欧州挑戦前のラストゲームとなった鹿島戦でFC東京を勝利に導けなかった（結果は１-3）。しかし、試合後の壮行セレモニーでは気持ちを切り替えて、ファン・サポーターに熱いメッセージを送っている。

「FC東京ではアカデミーを含め約９年半お世話になりました。このクラブには感謝しかありません。夢だった海外でのプレー。自分の憧れである先輩の長友佑都選手に少しでも追いつけるよう、追い越せるよう、良い報告ができるように頑張ります」
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　明治大の先輩でもある長友にはどんな声をかけられたのか。安部は囲み取材で次のように答えている。

「頑張ってこいよ、と。この１年半が勝負だと言われました」

　25歳という年齢を考えれば、ここから１年が本当に勝負。百戦錬磨のベテランからのアドバイスを胸に、ヨーロッパの舞台でも輝けるか。安部の真価が問われる。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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