なでしこジャパン、熱気を帯びるW杯前最後の強化試合。清水梨紗の“技あり”先制弾にサポーター総立ち

2023年07月14日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

清水&長谷川弾で2点をリード

先制ゴールを挙げた清水。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 日本女子代表は7月14日、MS&ADカップ2023でパナマ女子代表と対戦している。

 女子ワールドカップ開幕前最後の強化試合。会場のユアテックスタジアム仙台は、所々に空席こそあるものの、試合前のアップ時からホームスタンドでは太鼓の音が鳴り響き、それに合わせてサポーターがニッポンコールと手拍子で盛り上げ、熱気を帯びた。

 そんななか、19時5分キックオフで行なわれた試合は、序盤から日本がボールを保持し、主導権を握るも、再三のチャンスをモノにできない。それでも33分、ついにゲームが動く。

 カウンターから自陣でボールを受けた長谷川唯が、前線へロングパスを供給。これに右サイドを抜け出した清水梨紗が、ペナルティエリア右から右足のループ気味の技ありシュートを放ってGKの頭上を抜き、先制点を挙げた。
【動画】清水梨紗の鮮やかループ弾!
 これにはファンも総立ち。入場時に配られたうちわを叩いて、先手を取ったなでしこジャパンを称えた。

 さらに37分には、長谷川が追加点。日本が2-0とリードして前半を折り返した。

 オーストラリアとニュージーランドの共催で行なわれるW杯は20日に開幕。日本はスペイン、コスタリカ、ザンビアと同組で、22日に初戦でザンビアと相まみえる。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

【PHOTO】オーストラリア&ニュージーランドで行なわれる女子ワールドカップに出場するなでしこジャパンメンバーを一挙紹介!

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