「14番と10番は非常に危険」パナマ指揮官が脅威を感じた、なでしこJプレーヤーは? 藤野あおばは「私たちにダメージを与えた」

2023年07月14日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「大きな開きがまだまだある」

パナマを指揮したキンタナ監督。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

[MS&ADカップ2023]日本 5-0 パナマ/7月14日/ユアテックスタジアム仙台

 日本女子代表は7月14日、MS&ADカップ2023でパナマ女子代表と対戦し、5-0で勝利を収めた。

 ともに女子ワールドカップに出場する国同士の対戦。完敗したパナマのイグナシオ・キンタナ監督は試合後の会見で、次のようにゲームを振り返った。

「まず素晴らしい試合をした日本女子代表には祝福の言葉をかけたい。ワールドカップでの日本の成功を願っているし、日本が間違いなく活躍するだろうと思っている。

 今日のパナマ女子代表の内容には、満足しています。良いプレーができた時間帯もいくつかあったし、これだけたくさんのお客さんが来てくれたスタジアムで、自分たちの個性を出すことができた。

 日本のような強豪チームをいくらテレビで見ていても何の意味もない。こうして実際に対戦することで、私たちが学べることは本当にたくさんある。私たちの現在のFIFAランキングは52位で、日本は11位。そこには大きな開きがまだまだある。とはいえ、同じ大会を私たちも戦うわけで、今日の試合というのは非常に貴重な機会となった」
 
 脅威を感じた日本の選手には、長野風花と長谷川唯を挙げ、「U-20の時からすでに頭角を現していた2名の選手、14番と10番。その2人の選手は非常に危険だと感じた」と語った。

 また、「15番(藤野あおば)も非常にフィジカルが強く、それが私たちにダメージを与えた」とし、続けて「私たちもこうしたスター選手を相手にどう戦うべきかを学ばなければいけないし、今回は非常に良い経験になった」と述べた。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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