「信じられないが本当だ」カズの挑戦続行に欧州主要メディアが驚き!「メッシが生まれる前からプレー」「バッジョ、ガスコインと同い年」

2023年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本代表としての最後の出場は23年以上前だ」

ポルトガル2年目に突入するカズ。(C)SOCCER DIGEST

 異国での挑戦続行に驚きの声が止まらない。

 ポルトガル2部のオリベイレンセは、代名詞である「11」にちなみ、現地時間7月11日の11時11分に三浦知良の期限付き移籍期間の1年延長を発表した。

 静岡学園高を中退し、単身ブラジルに渡ってからおよそ40年。56歳となったカズは、今年2月に横浜FCからオリベイレンセへ。最長となる27分間出場した最終節では、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 先日には「ブラジルの選手も多かったですし、グラウンドの中でコミュニケーションは取れていた。向こうでもリラックスしてやれていた」と手応えを示していたなか、再びオリベイレンセで1部昇格を目ざすこととなった。

 50代後半で下したこの決断は、世界中で大きな話題になっており、英紙『The Sun』は「NO STOPPING MIU! メッシが生まれる前からプレーしていた世界最高齢のサッカー選手が、新契約でキャリアを延長」と題した記事を掲載。こう伝えている。
【画像】昨季リーグ最終戦でMOMを受賞したカズ!
「ミウラはメッシが誕生する前年、1986年にブラジルのサントスで、記録的なキャリアをスタートさせた。その後、イタリア、クロアチア、オーストラリアでもプレー。代表では89試合で55ゴールをマークした。日本代表としての最後の出場は23年以上前の2000年だ」

 また、イタリアの大手紙『Gazzetta dello Sport』もすかさず反応。「元ジェノアのミウラがオリベイレンセと契約延長、57歳でプレーへ」「信じられないが本当だ。カズ・ミウラは57本のロウソクの火を吹き消そうともプレーをやめない」と驚きをもって報じている。

「イタリアでは、1994年12月のジェノバダービーでゴールを決めたことで、ファンの記憶に残っている。この日本人はいくつものフットボール経験を積んでおり、最近では『L'Equipe』の取材に対し、死ぬまで走り続けると認めている。彼はファン・バステンより少し若く、バッジョ、ガスコイン、カニーヒアと同い年だ」

 生きるレジェンドはピッチに立つだけでなく、ゴールを奪い、さらなる伝説を作れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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